ゴールデンウイークに、市名誉観光大使を務める松井秀喜さんがニューヨークから能美市へ帰郷されました。
松井さんは井出市長と対談し、ふるさとへのメッセージを述べられました。
能美市名誉観光大使
元メジャーリーガー 松井秀喜さん
■能登への想い
能登半島地震が発生したのは、ニューヨーク現地時間では夜中だったため、朝起きてネットニュースを見て知りました。被災された方々へ、お見舞い申し上げます。微力ながら、できることで応援していきたいと思います。
一番最初に能登へ行ったのは、小学校に入るか入らないかくらいのとき祖父母との旅行だったかな。小学生の時には、野球や柔道、修学旅行で行った思い出があります。輪島朝市、見附島(みつけじま)、灯台、のとじま水族館など、思い出します。
■プロ野球選手を目指す子どもたちへ
小さい頃から、プロ野球選手になりたいという夢は持っていました。現実的に考え始めたのは、高校2年~3年の頃だったと思います。
自分の経験からしか伝えられませんが、小さい頃から野球が好きで、「好き」という気持ちが、次のエネルギーになっていったと思います。「うまくなりたい」と思っていましたので、練習を辛いと思ったことはなかったです。
■ゴールデンウイークの思い出
ゴールデンウイークは、野球や柔道の試合、部活をやっていた記憶しかないですね(笑)九谷茶碗まつりが、根上総合文化会館でも分散開催されていると聞いていますので、機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います。
ゴールデンウイークではありませんが、根上り七夕まつりや地元町内の祭りに友だちと行っていた記憶はあります。普段にない高揚感がありました。
■北陸新幹線 県内全線開業
市内を新幹線が走っている光景は、夢のようです。実家への帰省時は、飛行機が便利なのでよく利用しますが、ジャイアンツ時代は、新幹線の移動がよくありました。
能美市には、九谷焼や温泉、動物園など、魅力的なものがいろいろあるので、県外からも多くの方々に来ていただきたいと思います。松井秀喜ベースボールミュージアムもあります!
■松井さんとMLBによる野球教室が開催 能登の子どもたちが参加
5月5日、物見山野球場で、松井秀喜さんが能登の子どもたちと野球を通して交流しました。参加した子どもたちは、珠洲市、輪島市、七尾市、能登町、穴水町、志賀町などに在住の約150人で、野球体験・指導のほか、松井さんによるバッティング披露、松井さんへの質問コーナーで、楽しいひと時を満喫していました。バッティング披露では、午前の部で26スイング目、午後の部では10スイング目で、右翼にホームランを放ちました。
松井さんは「今日はどうしてもホームランを見て帰ってほしかった。大変な生活を送っていると思いますが、一歩ずつでも前に進んでほしい」とエールを送りました。
このイベント(「PLAY BALL」in ISHIKAWA)は、メジャーリーグベースボールジャパン(MLB Japan)が、松井さんが代表理事を務めるNPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」の協力を得て開催したものです。
※松井秀喜さんの詳しい情報はこちら→(本紙二次元コード参照)
(松井秀喜ベースボールミュージアムホームページ)
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