未来につなぐお人柄
のみSDGsパートナーズに登録している団体の活動を紹介します。
団体の活動について、詳しい内容やそのほかの活動写真は本紙2次元コードからご覧ください。
■丸いも畑で子どもたちにSDGsを伝える「中庄町丸いも娯楽会食育グループ」
平成25年に設立された「中庄町丸いも娯楽会」では、市の特産品である加賀丸いもの普及に取り組む中で、丸いもづくり体験を通じて、子どもたちに食べ物を大切にする心を養ってもらう「食育グループ」の活動を続けています。
地元の保育園から園児たちを招いて行う栽培体験では、春に種いもを植え、夏に緑のつるを支柱に巻き付け、秋に大きくなった丸いもを収穫する体験を1シーズン通して行っています。のみSDGsパートナーズに参加してからは、SDGsの考え方も取り入れて、「すききらいしません」と「のこさずにたべます」の2つの「SDGs宣言」をしてもらったり、子どもたちが丸いもを持ち帰る袋の中に親へのメッセージを入れて、家族でSDGsについて考えてもらうきっかけをつくったりしています。
娯楽会と食育グループの代表で加賀丸いも農家の本忠儀(もとちゅうぎ)さんは、「子どもは能美市の未来を支える宝ですから、その健やかな成長の役に立てることに喜びを感じています」と笑顔で語ります。ふるさとの特産野菜の素晴らしさを子どもやその家族に伝えることで、市の自然や文化を守る仲間を増やす取り組みをこれからも続けていきます。
問合せ:生活環境課SDGs・カーボンニュートラル推進室
(【電話】58-2217【メール】kankyo@city.nomi.lg.jp)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>