■冬はほっこりカピバラ湯
今冬で14シーズン目を迎えている「カピバラ湯」は、のんびりとお湯につかるカピバラの姿が癒されると、来園者に大人気。11月の開湯式では、今年も能美市と辰口温泉観光協会様から辰口温泉のお湯を、能美市観光物産協会様と国造ゆず特別栽培ネットワーク様から国造ゆずをご提供いただき、抽選で選ばれた子どもたちが一緒に会場を盛り上げてくれました。
さて、当園の冬の風物詩として定着したカピバラ湯ですが、元々は、南アメリカ大陸の水辺に生息するカピバラたちに、厳しい石川の冬を少しでも快適に乗り切ってもらいたいと始めたものでした。このように、飼育動物の暮らしの快適さや幸福度を高めることを「アニマルウェルフェア(動物福祉)」といいます。職員は、カピバラに限らず、すべての動物の暮らしがより良いものになるよう、エサの与え方や飼育環境に工夫を凝らしています。普段はあまり気に留められることはないかもしれませんが、実は動物の飼育エリアには、職員の様々な工夫が詰め込まれています。次回ご来園いただいた際には、ぜひそういった工夫を探してみてください。もちろん、癒し度満点のカピバラ湯のチェックもお忘れなく!
◇カピバラ湯
期間:3月下旬まで(予定)
時間:11時ごろ~14時ごろ
場所:ふれあいひろば カピバラ展示場
◇能美市デジタルスタンプラリー in いしかわ動物園
期間:3月31日(月)まで
豪華景品が抽選で当たります。
参加賞もあります。
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