アートを通じてSDGsを学ぶ「Art Project for SDGs」の活動をご紹介!
詳しい内容やそのほかの活動写真は本紙2次元コードからご覧ください。
■九谷焼を再生したアートでSDGsを発信
アートを通してSDGsを考える「Art Project for SDGs」。今年度は令和6年能登半島地震で壊れた九谷焼の陶片を素材に、市内3中学校の生徒がさまざまな形の陶片をレジンで固めた円盤型パーツを制作。生徒たちにとってSDGsを考えるとともに、慣れ親しんできた地元の工芸品の魅力を再発見する機会にもなりました。
11月14日から17日にかけて、根上総合文化会館のアートギャラリーで行われた展示では、600個を超えるパーツを集めて、アクリルケースに入れたり、のれんのようにテグスで吊るしたりして、パーツ一つ一つの色やデザインの違いがよく分かるように配置しました。会場を訪れた人々は、色鮮やかな作品を思い思いに鑑賞しながら、制作の背景や地震の被害を解説するパネルにも目を向けて、災害を乗り越えようとするSDGsの取り組みに共感していました。
会場のメッセージコーナーには来場者から数多くの感想と言葉が寄せられ、九谷焼を再生した作品を通じて、SDGsの大切さを伝えることができました。能美市では来年度以降も、地域と関わるSDGsの取り組みを企画していく予定です。
問合せ:生活環境課SDGs・カーボンニュートラル推進室
(【電話】58-2217【メール】kankyo@city.nomi.lg.jp)
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