ノロウイルスによる食中毒は、特に冬季に流行します。
ノロウイルス食中毒の原因として、カキなどの二枚貝がよく知られていますが、実際には人の手を介した食品汚染の方が多いとされています。
ノロウイルスは下痢などの症状がなくなっても通常は1週間程度、長いときは1か月程度ウイルスの排泄が続くことがあります。
■予防のポイント
1.手洗い
・調理前、食事の前、トイレの後は必ず行いましょう。
・親指や爪の間など汚れの残りやすいところは、特に丁寧に洗いましょう。
2.食品の加熱
・中心部まで十分に火を通してから食べましょう。
・85℃~90℃で90秒以上の加熱が目安です。
3.調理器具の洗浄・消毒
・まな板や包丁は、こまめに洗いましょう。
・消毒は熱湯や塩素系漂白剤を使いましょう。
■食品取扱者の皆様へ
日頃から自分自身の健康状態を把握し、下痢や嘔吐などの消化器症状がある場合には、調理施設などの責任者にその旨をきちんと伝えましょう。
問い合わせ先:衛生指導課
【電話】234-5112【FAX】220-2518
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