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秋の深まりを感じるこの季節、県立近代美術館で美術鑑賞を楽しむのはいかがでしょうか。
県立近代美術館は、昭和26年に日本初の公立近代美術館として、鶴岡八幡宮境内に開館した歴史ある美術館です。長い歳月を経て収集した作品は、その後、葉山館と鎌倉別館へと引き継がれ、その数は公立美術館の中でもトップクラスを誇る約15,000点にのぼります。
葉山館では現在、大正から昭和に移り変わる激動の時代に制作された作品による「100年前の未来:移動するモダニズム1920‒1930」展を開催しています。他ではなかなか見ることができない貴重な作品の数々が展示されていますので、ぜひ間近でご覧いただき、作品の放つ存在感を肌で感じていただきたいと思っています。
また、一色海岸沿いにある葉山館は、庭園からの眺望も最高です。秋の涼しい潮風に吹かれながら屋外彫刻の鑑賞を楽しめるのも魅力の一つです。
美術鑑賞が初めてという方でも、きっとお気に入りの作品に出合えると思います。この機会に県立近代美術館にお越しいただき、「芸術の秋」を満喫してみてください。
神奈川県知事 黒岩祐治
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