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自治体の皆さまへ

ともに生きる

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神奈川県

■ともいきバトン vol.46
このコラムでは、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念に共感していただいている方々のメッセージをご紹介しています。

今月は、「鎌倉漁業協同組合と海のSDGsを実行する会」の木村和俊(きむらかずとし)さんにお話を伺いました!

◇インクルーシブな鎌倉の海を目指して
鎌倉漁業協同組合は、地域の障がいのある方や高齢者の皆さんとともに、健全な鎌倉の海を守るための活動組織「鎌倉漁業協同組合と海のSDGsを実行する会」を作りました。会では、漁協の許可を受けた障がいのある方や高齢者などの会員が、海岸に流れ着いた海藻を回収、乾燥、粉砕して飼料にしています。その飼料を食べて育てられた豚は、鎌倉初のブランド豚「鎌倉海藻ポーク」となります。また、回収した海藻の中からタネをもつ母藻を、会員の漁師が海に返すなどの海の保全活動も行っています。この取り組みで豊かな海を次世代に残していくとともに、地域に新たな産業を創出し、障がいのある方も高齢者も一緒に、誰もが自分らしく暮らし、活躍できる鎌倉を目指しています。

■ともに生きる社会 かながわ憲章 平成28年10月14日 神奈川県
一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします
一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します
一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します
一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます

平成28年7月26日、障害者支援施設である県立「津久井やまゆり園」において、大変痛ましい事件が発生しました。このような事件が二度と繰り返されないよう、県と県議会は、この悲しみを力に、断固とした決意をもって、ともに生きる社会の実現をめざし、「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めました。

「かながわ憲章」で検索。

上記記事に関する問合せ:県共生推進本部室
【電話】045-210-4961【FAX】045-210-8854

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