今月は、NPO法人SHIP代表の星野慎二(ほしのしんじ)さんに伺いました!
■ともいきバトン vol.53
このコラムでは、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念に共感していただいている方々のメッセージをご紹介しています。
○性の多様性を認め合い、自分らしく生きられる社会づくり
同性愛や性別違和などの性的マイノリティは、20人に1人いると言われています。その多くは思春期に自らのセクシュアリティに気付きますが、社会の偏見や差別の中で、親はもちろん先生や友だちにも相談することができず孤立しています。
当団体は、LGBTQの人や家族が安心して交流し、相談できる場として、2007年にオープンしました。近年、メディアや学校の授業でLGBTQが取り上げられる機会が増えてきましたが、異性愛のみを前提としたり、男らしさ、女らしさを求める社会規範が今でも根強くあります。「ともに生きる」ために、全ての人が安心できる場作りと社会の理解を広げていくことの両方が大切です。性的指向や性自認にかかわらず、誰もが自分らしく生きられる社会を目指し、活動を続けていきます。
■ともに生きる社会 かながわ憲章 平成28年10月14日 神奈川県
一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします
一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します
一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します
一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます
上記記事に関する問合せ:県共生推進本部室
【電話】045-210-4961【FAX】045-210-8854
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