今月は、相模女子大学さがっぱ当事者研究会の皆さんに伺いました!
■ともいきバトン vol.54
このコラムでは、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念に共感していただいている方々のメッセージをご紹介しています。
○大学生と障がい者が対等な関係で活動・発信!
私たちは大学生と知的障がいや発達障がいのある就労している若者による自主的な団体です。支援する側・支援される側ではなく、障がいのある方とお互いに対等な仲間として話をしてみたいと思い、活動を始めました。それぞれの経験や感じたこと、周囲に伝えたいことなどを話し合っていく中で、「障がい者だから差別をするのは良くない。差別をしないようにしよう」と意識すると、どのように接したら良いか、分からなくなってしまう。「障がい」という一部分を見るのではなく、その人自身と向き合うという視点が大切だと気付きました。この気付きは大学での授業や県の「共生社会実践セミナー」でも発表しました。障がいの有無にかかわらず、対等な仲間として活動することが、「ともに生きる社会」につながっていくと思っています。
■ともに生きる社会 かながわ憲章 平成28年10月14日 神奈川県
一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします
一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します
一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します
一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます
上記記事に関する問合せ:県共生推進本部室
【電話】045-210-4961【FAX】045-210-8854
<この記事についてアンケートにご協力ください。>