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自治体の皆さまへ

人生100歳時代と向き合いながら

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神奈川県

■高齢者が安心して、元気に、いきいきと暮らせる社会へ
写真は、第11回かながわ感動介護大賞優秀賞「命を繋(つな)ぐ花」に登場するお二人。
認知機能の維持に役立つようにと始めた折り紙が、施設の利用者や職員、そのお子さんまで笑顔でつなぐお話です。年齢を重ねても元気にいきいき暮らせるよう認知症未病改善に向けて取り組むことが重要です。

7月31日までエピソードを募集しています。
→認知症未病改善については本紙(2)(3)でご紹介

超高齢社会が進む中、介護や支援が必要な高齢者が急増しており、2040年には神奈川県でも約4万6千人の介護人材が不足すると予測されています。
県では「高齢者が安心して、元気に、いきいきと暮らせる社会づくり」を目指し、介護人材の確保や定着支援に向けた取り組みに力を入れています。
介護はきつい仕事という面が強調されがちです。しかし、高齢者お一人お一人の思いに寄り添いながらサポートする介護は、高齢者の日々の生活を心豊かにするだけでなく、介護する側にも喜びや働きがいをもたらす、とても魅力的な仕事です。
そうした介護の仕事の素晴らしさを広く知っていただくために実施しているのが、「かながわ感動介護大賞」です。介護にまつわる心温まるエピソードを寄せていただき、介護を受けて応募された方と、介護した方の双方が表彰される県独自の取り組みです。素晴らしい介護を受けた側が、「ありがとう」の気持ちを伝える場にもなっていて、私自身、いつも胸が熱くなる思いをしています。
県はこれからも介護の仕事に誇りとやりがいを感じられる環境を整えるとともに、介護する側もされる側も笑顔で過ごすことができる社会を築いていきたいと思っています。

神奈川県知事 黒岩祐治

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