■令和7年度の予算案がまとまりました。
「県民目線のデジタル行政でやさしい社会を実現」という県政の大方針を着実に推進させるため、DXの流れをさらに加速させながら、子ども・子育て支援の推進や「災害に強いかながわ」の実現などに取り組んでまいります。
ところで、県政を取り巻く課題は複雑化、多様化しており、県庁の業務も増え続けています。一方、職員の働き方改革を進める中で、長時間労働をなくす取り組みは後戻りさせるわけにはいきません。
そこで県では、ダイナミックに事業を見直す「仕事の断捨離」を強力に進めています。デジタル技術の活用による業務の効率化や、民間活力の活用などにより、令和7年度分で合計34万時間、178人分の業務削減効果を生み出し、必要な業務に注力できるようになりました。
それにより、若い職員の自由な発想をこれまで以上に生かすことも可能になってきました。新たな課題にも果敢に挑戦しながら、さらに「いのち輝くマグネット神奈川」の実現に向けて取り組んでまいります。
神奈川県知事 黒岩祐治
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