町では、日々の暮らしの中から発生するごみを平塚市・大磯町と広域連携して処理・処分しています。
今後も、永続的かつ安定的にごみ処理をしていくためには、今以上にごみの『減量化』や『分別・資源化』を推進していく必要があります。ごみを減らすためにできることを、一人一人が考えましょう。
■1市2町による広域ごみ処理
家庭ごみ(一般廃棄物)と、事業活動に伴って発生するごみ(産業廃棄物を除く事業系一般廃棄物)は、町内で処理・処分を完結させる『自区内処理』が原則です。
しかし、ごみ処理施設の老朽化をはじめ、新たな資源化施設の整備や維持管理には多額の財政負担が発生します。
その財政負担や環境負荷を軽減するため、町では町内から出るごみの大半(約8割)を、平塚市と大磯町と連携し広域的な枠組みの中で処理・処分しています。
金属・古紙・布類・廃食用油・家電類・蛍光管類・有害ごみなどは、町外にある民間処理施設で処分や資源化をしています。
平塚市:
・可燃ごみ、寝具類→環境事業センター
・破砕ごみ→粗大ごみ破砕処理場
・缶、ビン→リサイクルプラザ
大磯町:
・ペットボトル
・容器包装プラ→リサイクルセンター
二宮町
・剪定枝→ウッドチップセンター
■可燃ごみ量の実績値と目標値
皆さんのご協力により、可燃ごみ量は年々減少していますが、計画上の目標値は達成できていません。
さらなるごみの減量化により、処理施設などへの負担や処理費用を減らし、持続可能なまちづくりを目指していく必要があります。
※目標値:一般廃棄物処理基本計画
■ごみの減量化にご協力ください
今後も永続的・安定的にごみ処理をしていくためには、ごみを出さない・少なくするなど『減量化』に努め、ごみとなった際には、『分別・資源化』を進める必要があります。
1人のたった数グラムが、町全体で大きなごみの減量化につながります。
一人一人の『ごみの減量』『ごみの分別』にご協力をお願いします。
みんなで『ごみ捨て』のルールを徹底しましょう!
■ごみを減らすためにできること
【提案(1)】家に『紙専用のごみ箱』を置こう
紙は、ごみではなく売ることができる貴重な資源です。また、分別することで『家庭用指定ごみ袋』を節約することもでき、お財布にも経済的です。
いらない紙が出た際に分けて捨てられるよう『紙専用のごみ箱』を『可燃ごみのごみ箱』の横に置き、積極的な分別にご協力ください。
どんなに小さくても、紙であれば資源ごみとして処分できます。
紙の切れ端やシュレッダーごみも分別して処分しましょう。
【提案(2)】生ごみをぬらさないようにしよう
町内で発生する可燃ごみの成分を分析すると、水分率が約60%もあります。
調理くずや食べ残しなどが出てしまった場合は、なるべくぬらさない、もしぬれてしまった場合は、よく絞るようにしましょう。
◇分別ありがとうございます
令和2・3年度の古紙(新聞・雑誌・段ボール・牛乳パックなど)売り払い額はそれぞれ約480万円でしたが、令和4年度は9カ月間で510万円を超えました。
◇正しく分別しよう
ルールが守られていないごみには『収集できません!』ステッカーを貼ります。
自分が出したごみに貼られていたら速やかに引き上げ、ごみ出しルールに従って出し直してください。
特に、ライターやスプレー缶などを他のごみに混入して出すと大事故を招く恐れもありますので、絶対にやめてください。
■事業者の方へ~産業廃棄物は適正に処分してください
店舗や事業所などの事業活動に伴って発生する廃プラスチック類や金属くずなどは産業廃棄物です。
産業廃棄物は一般家庭から出るごみとは異なり、町のごみ収集には出すことができませんので、事業者の責任で適正な処分をしてください。
◇可燃ゴミについて
事業者が可燃ごみをごみ置場に出す場合は、黄色の『事業用指定ごみ袋』を使用してください。
『事業用指定ごみ袋』は、『家庭用指定ごみ袋』と同様に町内の商店やコンビニエンスストアで販売しています。
■不法投棄をしない・させない!
ごみの不法投棄は、地域の美観を損なうとともに、自然環境や生活環境を破壊するものです。
また、ごみのポイ捨ても不法投棄です。不法投棄のないきれいな町をつくりましょう。
■リサイクルショップを活用しよう!
自分では必要がなくなっても、まだ使えるものはありませんか。リサイクルショップやリユースショップに売ることで、ごみを減らすことができます。
問合せ:生活環境課生活環境班
【電話】71-5879
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