■二宮町長 村田 邦子
新年明けましておめでとうございます。
コロナ禍の収束とともにデジタル技術が急速に普及し、ニューノーマルの時代に移り変わって来ています。
二宮町におきましても今までと同じではなく、チャレンジする飛躍の年として、さまざまな新しい事業を実施します。
より良い未来に向けて新しい一歩を踏み出す年となるよう、町民の皆さまと一丸となりまちづくりを進めてまいります。
◇新庁舎建設に取り組みます
「みんなの居場所づくり」をコンセプトに、ラディアン周辺へ行政機能を集約し、「誰もが憩い、つどい、賑わう」場所として整備を進めていきます。
令和6年は(仮称)福祉会館建設とラディアンリニューアルの実施設計、新庁舎に関しては基本設計を進める予定で、進捗状況は随時皆さまにお知らせします。
◇人口減少問題の緩和策と適応策に取り組みます
「こどもまんなか社会」の実現に向け、こども医療費助成対象年齢の18歳までの拡大や中学校給食費の無償化に加え、「こども家庭センター」の早期設置に向けた準備を進め、安心して出産や子育てができる環境を整えます。
また、人口が減少しても持続可能な地域をつくるため、デジタルトランスフォーメーションの推進に向けたデジタル庁への職員派遣のほか、円滑な移動手段の確保や地域集会施設の再編、健康長寿プログラムの普及・推進など、さまざまな世代が元気に生活できるような施策も並行して進めてまいります。
新年も皆さまのご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げます。
■二宮町議会議長 根岸 ゆき子
謹んで新年のお喜びを申し上げます。
昨年は、これまで停滞していた新庁舎を含む公共施設に関する計画や改廃が進んだ年となりました。議会においても、1年を通じて議員おのおのが議決に至るまでの過程で、意見を尊重し合いながら議論を進めてまいりました。一方で、全国の町村議会ではなり手不足が深刻となっており、二宮町議会も例外ではなく存在意義が問われていると思います。
◇より良い議会を目指して
議会内では、相互の資質向上のため議会運営の細やかな見直しや研修に多く取り組むようになりました。各常任委員会・特別委員会での研究課題にも多くの時間を割いています。また、4年ぶりに対面形式での議会報告会開催のほか、オンライン形式でも初めて開催するなど、議会全体で町民の皆さまに向き合う時間も作っています。今後も広報広聴のあり方について研究してまいります。
「個と全体での議員活動が上手にリンクしながら、新たに若い世代とつながっていくまちづくりの推進も必要ではないだろうか。」そんなことを考えています。柔軟に一人一人の力が生かせる議会となれば町の魅力アップに貢献できるのではないでしょうか。14人の議員が孤軍奮闘とならぬよう進めてまいります。
町民皆さまの健やかな暮らしを祈念申し上げ、議会からのごあいさつとさせていただきます。
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