【特集】令和5年度決算

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令和5年度の一般会計、特別会計、企業会計の決算が9月の町議会定例会で認定されました。
皆さんに納めていただいた町税などがどのように使われたか、決算額・財政状況・主な事業を紹介します。

■一般会計〔福祉や教育、道路整備などを行うための基本的な経費の会計〕

※グラフ内の数値は区分ごとに万円未満を四捨五入しているため、合計値が一致しない場合があります。

■特別会計、企業会計〔特定の事業を行うために一般会計と区分して処理する会計〕

※資本的収支の不足分は、留保資金などで補てんしています。

詳細は町ホームページをご確認ください。
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■町の財政状況
◇町の貯金(基金)状況

◇町の借金(地方債)状況

一般会計の借金(地方債)現在高約65億円のうち、将来的に約58億円が国から交付される交付税に算入されるため、実質的な町の負担は約7億円となります。

◇健全化判断比率
町の年間の収支や負債の状況など、財政がどのような状態にあるかを示すものに健全化判断比率があります。
昨年度に引き続き、すべての指標において町の財政は健全であることが確認されました。

■事業報告
令和5年度中に第6次二宮町総合計画に基づき実施した事業や物価高騰対策として実施した事業の中から、主要事業の一部を紹介します。

◇公共施設の利便性、機能性を高めるまちづくり…1億9,386万円
・ラディアン周辺行政機能等集約基本設計に着手、消防庁舎改修実施設計、百合が丘2丁目会館・老人憩の家(下町・入川匂)の改築・改修工事の実施など

◇子どもの笑顔がかがやく、子育てと教育のまちづくり…8,005万円
・施設分離型小中一貫教育の推進、産婦健診と産後ケアの実施、障がい児保育事業補助金の拡充、校内における教育相談体制の充実、山西小学校南棟校舎大規模改修など

◇気候変動対策による持続可能なまちづくり…1億6,283万円
・気候非常事態宣言の発出、消防ポンプ自動車の更新、空き家リフォーム・解体補助の実施、駅北口前道路(1級町道10号線)雨水排水施設整備実施設計の実施など

◇誰もが自分らしく安全・安心に暮らせるまちづくり…1,514万円
・福祉相談支援システムの導入による福祉・教育分野の連携強化、認知症対策の促進、国民健康保険データヘルス計画の策定など

◇活力があふれる、選ばれるまちづくり…2,097万円
・「湘南オリーブオイル」地域団体商標の登録、二宮町観光まちづくり戦略の推進など

◇新しい時代に向けて、しなやかに対応するまちづくり…597万円
・ホームページの新機能(関連ページ紹介機能や電子広報板)を活用した情報発信の強化、DX人材の育成など

◇物価高騰対策事業…4億5,393万円
・価格高騰重点支援給付金や子育て世帯物価高騰対応生活支援給付金の支給、プレミアム付商品券の発行、学校給食食材費高騰分の補助など

問合せ：財務課財務契約班
【電話】71-3314

■決算審査意見書
令和5年度一般会計および特別会計の歳入歳出決算、基金運用状況、下水道事業などの審査を監査委員へ依頼し、次のとおり意見書が提出されました。

◇審査の結果
令和5年度の一般会計および3つの特別会計の歳入歳出決算、基金運用状況及び公営企業会計に移行した下水道事業は、各会計とも計数・諸帳簿・証書類など、適正と認められました。
歳入は、町税の収入が増えたのは主に給与所得の増加によるもので、前年度と比較して増収となりました。
歳出は、主として子育て世帯への生活支援や物価高騰に伴う各種支援のほか、地域集会施設や学校施設の改修整備事業が行われました。

◇今後に向けて
来年度に町制90周年を控えています。新庁舎の建設やラディアンの大規模改修が予定され、厳しい財政状況が続きますが、これを職員一人ひとりが認識し、適宜適切に事業内容を精査し、最少の経費で最大の効果を上げることができるよう、健全な財政運営に努めていただきたい。

問合せ：監査委員事務局
【電話】75-9279