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神奈川県厚木市

■夏の水難事故に備えて
▽相模川で救命ボートの取り扱い訓練を実施
消防本部は4月、水難事故を想定した救命ボートの取り扱い訓練を相模川で実施しました。隊員24人が、資器材の点検やボートを使った救助訓練に当たりました。
訓練は、川での事故が増える夏の行楽シーズンを前に毎年実施しています。初めに隊員たちは、救助に使う資器材の使い方を確認。救命ボートを組み立てた後、要救助者にロープや浮き輪を渡す訓練などに取り組みました。参加した隊員は「川の流れの速さや水深などの危険箇所を確認できた」「実際の救助に近い訓練ができた」と話しました。市内では昨年、12件の水難事故が発生。水遊びやバーベキューの際の注意を呼び掛けています。

■弁財天・養蚕・鷺(さぎ)
▽あつぎ郷土博物館で依知地域を知る展示始まる
依知地域にスポットを当てた展示会が、6月25日まであつぎ郷土博物館で開催されています。歴史・民俗・自然・考古の分野ごとに貴重な史料が展示され、来場者を楽しませています。
この展示は、地域ごとの魅力を再発見してもらおうと博物館が企画。昨年の厚木地域を紹介する展示に続き、2回目となります。会場には、1月に市の有形文化財に指定された妙傳寺(みょうでんじ)の掛け軸をはじめ、養蚕が盛んだったことを示す道具、地域に分布するサギの剥製、遺跡からの出土品など約100点が並んでいます。
槐(えんじゅ)真史学芸員は「歴史だけでなく生物や民俗など総合博物館ならではの展示になっている。多面的に地域の魅力を感じてほしい」と話します。

■安心して暮らせるようサポート
▽3人目のウクライナ避難民を受け入れ
市では昨年から、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の避難民を受け入れています。3月末に出入国在留管理庁官から依頼があり、3人目となるドゥーマ・ボグダンさん(33)の受け入れが決まりました。
ドゥーマさんは、市内に避難しているニキチェンコ・カテリナさんの親戚。ニキチェンコさんから厚木の様子を聞き、避難して来ました。出迎えた山口貴裕市長は「家族のことなど心配は尽きないと思うが、自然豊かな厚木で少しでも疲れを癒やしてほしい。安心して暮らせるようにサポートしていく」と歓迎しました。ドゥーマさんは「厚木に来ることを楽しみにしていた。心強い言葉を頂き感謝している」と話しました。

■操作技術を高めて連携を強化
▽プロのドローンパイロットと消防本部が合同訓練
水難事故や土砂崩れの現場などでの検索活動にドローンを生かすため、消防本部がプロのパイロットを招いた訓練を実施しました。隊員8人が、包括連携協定を結ぶスカイジョブ合同会社の髙梨智樹さんから、操縦や機体の管理方法などの手ほどきを受けました。
訓練は、2020年に協定を結んだ後、年に1回程度実施。この日は、10メートルほど離れた場所に設置したカラーコーンを目印に「8の字」や長方形に飛行する訓練に取り組みました。終了後は、機体の点検方法やバッテリーの適切な管理の仕方を学びました。髙梨さんは「技術が身に付いているのを感じる。今後は河川や山などでの訓練もできたら」と話しました。

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