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厚木愛通信

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神奈川県厚木市

厚木市長 山口貴裕

春キャベツとニンジン、大根、トマトにイチゴや豆腐、赤飯―。日曜の朝6時、家族と一緒に厚木市民朝市の会場を歩くと、持って来た手提げ袋はすぐにいっぱいになります。市内で採れた旬の野菜などを選ぶひとときは、私の週末の楽しみの一つになっています。
市民朝市は1974年、第一次オイルショックの影響で物価高が続く中、新鮮な農産物を安価に提供するために始まり、来年で50周年を迎えます。現在の出店者数は20店舗。総菜や麺類などの加工食品も人気で、市民の台所として親しまれています。店頭に並ぶ品は、市内産の物ばかり。まさに地産地消ですね。毎週多くの人でにぎわっていて、出店者の皆さんとお客さんが笑顔で言葉を交わす光景を見ると、早朝から温かい気持ちになり、地域の宝であり、文化だと実感しています。
市内では、野菜や果物、花の栽培をはじめ、養豚、酪農と幅広い農業が営まれています。朝市だけでなく、夕焼け市、各地区にある直売所など、地元の農畜産物を手に取れる場所が身近にあるのも厚木の魅力です。皆さんもぜひ、地元で採れたものを食卓に取り入れてみてください。私のように「今週は何を買おうかな」と、考える楽しみが増えますよ。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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