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厚木愛通信

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神奈川県厚木市

厚木市長 山口貴裕

「いつまでも恵みを与えてくれる母なる川で在り続けてほしい」―。5月下旬、相模川クリーンキャンペーンで河原の清掃をした後、子どもたちと一緒にアユの稚魚を川へ放しました。元気に泳いでいく稚アユと子どもたちの生き生きとした笑顔に、未来の厚木の姿を見た気がしてうれしくなりました。
相模川の清掃は、1971年に始まった歴史ある活動です。今年は約1900人の参加があり、皆さんの変わらない川への愛情を感じました。6月からはアユ釣りも解禁され、遠方からも釣り人が訪れています。多くのアユが遡上(そじょう)し、かつては鮎川とも呼ばれた相模川。作家の和田傳さんも、この時期になると友人たちと投網を楽しまれていたようです。私にとっての相模川といえば、鮎まつりの花火とバーベキューで、家族との楽しい思い出がたくさんあります。きっと多くの皆さんにとっても、親しみのある大切な存在ではないでしょうか。
相模川は古くから、飲料・農業用水の供給や水運など、まちを発展させる礎となってきました。この地域に欠かせない財産を生かし、さらなるまちの活性化につなげていけるよう、そして、未来へと引き継いでいくために取り組んでまいります。

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