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【Zoom Up】学校給食に厚木産の米や野菜を 地場農産物の提供機会を増加

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神奈川県厚木市

食への関心を高めるため、市では学校給食の献立に地場農産物を取り入れる「パクパクあつぎ産デー(以下あつぎ産デー)」を設けています。2学期からはあつぎ産デーの回数を増やし、新たに月1回の「あつぎ産米」の提供もスタート。市内の農産物を味わう機会を増やし、食育を進めます。

学校給食は、栄養バランスが取れた食事による健康増進や食習慣の形成など、子どもの体づくりや食育に大切な役割を担っています。市では、食への興味や関心を育むため、2008年から市内で採れたニンジンや大根、ジャガイモ、小松菜などの野菜を献立に取り入れたあつぎ産デーを開始。2学期からは、地場農産物の使用を拡大します。

◆地元食材を身近に
拡大の対象は、市立全小・中学校です。子どもたちに地元食材をより身近に感じてもらうため、市内で収穫した「あつぎ産米」を使った給食を月1回提供。さらに、これまで月3回程度実施していたあつぎ産デーを月5回に増やします(下記参照)。生産者が分かるため、新鮮な野菜・果物を安心して食べられます。使用する地場野菜は、JAあつぎと各地域の農家の協力を経て仕入れるため、地産地消の促進や地域とのつながりも深められています。
子どもが小・中学校に通う中川朝子さん(40・温水西)は「近くの田んぼや畑で採れた農産物を口にできる良い取り組みだと思う。給食を通して地元のことを知り、食べ物や生産者への感謝の気持ちを持ってほしい」と話します。

◆心身の成長の土台を
市ではあつぎ産デーの他にも、季節の行事食や古くから伝わる郷土食などを給食で提供しています。昨年9月には最新の調理設備などを導入した新しい学校給食センターもオープンしました。今後も安心・安全でおいしい給食を提供し、子どもたちの健やかな成長を支えていきます。

問合せ:学校給食課
【電話】225‒2668

■地場農産物の使用を拡大
新:9月から月1回、市内で収穫された「あつぎ産米」による米飯給食を実施
増:「パクパクあつぎ産デー」の実施を月3回程度から月5回程度に増加

▽パクパクあつぎ産デーとは
市立小・中学校の給食に地場農産物を取り入れた献立の日。地元食材を使用し、子どもたちへの食育を推進しています。

▽主な農産物
大根、タマネギ、キャベツ、ジャガイモ、小松菜、里芋、白菜、ニンジンなど

問合せ:学校給食課
【電話】225-2668

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