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【Zoom Up】10月は食品ロス削減月間 食材の無駄を減らそう

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神奈川県厚木市

ごみの減量に向けて市では、食べられずに捨てられる食品(以下、食品ロス)を減らす取り組みを進めています。食品ロスは、生ごみの多くを占めるため、一人一人が食品の買い方や使い方を意識、実践することで大きな効果があります。できることから始めてみませんか。

2022年度に市内の家庭から出されたごみの量は5万1014トンで、21年度に比べ約千トン減っています。一方、燃えるごみに含まれる生ごみの割合は依然高く、多くは未開封食品や食べ残しなどです(下記参照)。市では3月に食品ロス削減推進計画を策定。市民や企業などにも協力を呼び掛け削減を進めています。

◆「てまえどり」でロス削減
22年の市民アンケートでは、「生ごみの中にどのくらい食品ロスが含まれるか」という質問に約70%が「1割程度」と回答。しかし、生ごみのうち約4割は食品ロスで、大きな開きがあります。
買い物をしていた坪原桃世さん(44・三田)は「食品ロスを出さないために冷蔵庫の中身を確認してから買い物に行ったり、定期的に食材が届くサービスを使ったりして、大量に買いだめしないようにしている」と話します。
市では店舗での食品ロスを減らすため、陳列棚の手前にある商品から取る「てまえどり」を推進。期限が短い商品から選ぶことで廃棄される食材を減らす効果があります。

◆循環型社会の実現に向けて
市では他にも、生ごみ処理機を購入する個人や設置をする事業者に費用の一部を補助するなど、食品ロスの削減に取り組んでいます(下記参照)。
ごみは、私たちの生活の中で必ず発生しますが、食品ロスは買い物の工夫や残さず食べる意識、分別などで減らせます。みんなでできることから取り組みましょう。

問合せ:環境事業課
【電話】225‒2793

■市内から出たごみの量(2022年度)
家庭ごみ:5万1014トン

▽生ごみの内訳
調理くず:24.3%
食べ残し:5.3%
未開封食品:4.0%

■参加者募集 リサイクル施設見学会(無料)
市内で出された紙類を資源化している施設を見学してみませんか。
日時:11月10日
場所:コアレックス信栄株式会社・アサヒ飲料富士山工場(静岡県)
対象:市内在住の方25人
申込み:10月25日までに環境事業課へ。抽選。講座予約システム(インターネットで申し込み可)。

問合せ:環境事業課
【電話】225-2793

■水分量を減らして生ごみ削減 生ごみ処理機の購入費を補助
生ごみの排出量を減らすため、処理機の購入・設置費の一部を補助します。

▽個人
対象:市内に住民登録があり居住中で、居住地に設置して適切に維持管理できる方
対象処理機:家庭用生ごみ処理機(ディスポーザーは除く)
補助額:上限2万円(本体価格の5分の4)
※1世帯2台まで
申込み:購入日から1カ月以内に環境事業課や環境政策課、市HPにある申請書を、直接または郵送で〒243-8511環境事業課へ。随時受け付け。

▽事業者
対象:市内に事業所を有する事業者または1年以上市内に居住し事業を営む個人
対象処理機:1日に10キロ以上の処理能力がある生ごみ処理機
補助額:上限200万円(設置費用の3分の2)
※1事業所1台まで
申込み:設置前に直接、環境事業課へ。

問合せ:環境事業課
【電話】225-2793

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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