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自治体の皆さまへ

2022年度決算の概要 皆さんのお金、何に使われている?

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神奈川県厚木市

より良いまちづくりを進めるためには、お金の使い方を皆さんと共有し、一緒に考える必要があります。今回は2022年度の決算状況をお知らせします。

■一般会計から税金の使い道を知ろう
歳入総額:1060億8711万円
(一人当たりの金額:47万3995円)

歳出総額:1005億2111万円
(一人当たりの金額:44万9126円)

▼健全な財政状況
活発な企業活動などに支えられ、国から普通交付税を受けない不交付団体を、59年にわたり続けています。

▼年収400万円世帯の家計に例えると
▽収入
自主財源:
・給料・パート収入(税金、使用料など)…227万3164円
・貯金を下ろす(繰入金)…15万3832円
依存財源:
・親からの援助(国・県支出金など)…126万6472円
・銀行からの借金(市債)…30万6532円
合計:400万円

収入では、給料・パート収入が56.8%、支出では、医療費や保育料などが全体の25.7%という大きな割合を占めています。

自主財源:市民税や施設使用料など自主的に調達するお金
依存財源:国や県などから入るお金

▽支出
食費(人件費):58万8180円
借金返済(公債費):19万3421円
医療費・保育料など(扶助費):97万3513円
家の修理や増改築など(普通建設・維持補修事業費):51万5788円
光熱水費、日用品、教育費など(物件費、補助費など):93万7317円
子どもへの仕送り(繰出金):23万7534円
貯金など(その他):34万4236円
合計:378万9989円

▼貯金と借金(全体)
▽貯金(基金)
312億5876万円
一人当たりの金額:13万9663円
年度間の財源調整をする財政調整基金の他、教育、文化振興、災害対策など特定目的で積み立てる資金。(2022年度末積立基金の合計額)

▽借金(市債)
961億5661万円
一人当たりの金額:42万9625円
学校や道路など、長期にわたって使用する施設の整備に必要な市債(長期借入)を発行。(2022年度末市債の残高)

▼主な使い道
▽交通安全対策
(1)通学路に指定している市道の歩道整備、生活道路の拡幅や交差点内のカラー化
(2)小学生のランドセルなどに取り付ける小型カメラを導入。児童の目線で通学路を点検し、安全対策が必要な箇所を改善
(3)自転車ヘルメット購入助成の対象を全世代に拡大し、ヘルメットの着用を促進

▽防災・減災
(1)避難所などの水害対策想定調査
(2)地域防災計画に位置付けられている後方医療機関の浸水防止対策工事を支援

▽カーボンニュートラルの実現
(1)2050年カーボンニュートラル実現までの道のりとなるロードマップを策定
(2)市内の企業、団体、個人が参加できるポータルサイト「厚木カーボンニュートラルプラットフォーム」を構築

▽人にやさしい都市
(1)生活利便施設が不足する地域への診療所の開設支援などでコンパクト・プラス・ネットワークの都市づくりを推進
(2)中町第2-2地区周辺整備事業の複合施設基本設計業務が完了し、公募型プロポーザル方式により設計施工一括型業務の受注候補者を特定
(3)森の里東・酒井土地区画整理事業の整備

▽その他
安心・安全な給食を継続的に提供する北部学校給食センターが完成し、2022年9月から全中学校へ学校給食の提供を開始

■市の財政状況は?
比率が基準値を超えた場合は、財政の悪化を表します。

※黒字(超過)の比率は、▲印で表示。

■特別会計も確認しよう
特別会計は、特定の事業を一般会計と分けて経理するための会計です。

※病院事業…純利益15億8510万円
※公共下水道事業…純利益1億7269万円

■あつぎの財政状況2023
市の財政状況をグラフなどで分かりやすく解説している資料です。現状やこれまでの推移なども分かります。
「あつぎの財政状況2023」で検索

問合せ:財政課
【電話】︎225-2170

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