シューっと音を立てながら回る赤・緑・青・黄色のこま。厚木北児童館では、勢いよく回る土台に子どもたちが真剣なまなざしで小さなこまを重ねています。
カラフルに塗られた「三段重ね・手乗り独楽」は、飯山にある障がい者就業支援作業所「つばき作業所」で作られています。理事長の横見守明さんらが「子どもの時に遊んだ記憶が、大人になっても残るおもちゃにしたい」という願いを込めて開発。一つ一つ手作りで仕上げています。材料となる木材を機械にセットし、こまの形に削り出す作業は、作業所の利用者たちが担当。図面を見ながら大きさや形を確認し削っていきます。「従業員も高齢になってきているので、技術を伝承していきたい」と話す横見さん。誰にでも作業できる工程を考えています。
12月3〜9日は障害者週間です。誰もが暮らしやすい社会を目指し、一人一人ができることを考えてみませんか。
(三段重ね・手乗り独楽(こま)は、認定NPO法人・芸術と遊び創造協会主催のグッド・トイ2023を受賞。市内企業から障がい者支援の一環で児童館に寄付された)
問合せ:障がい福祉課
【電話】225–2221
■障がいへの関心や理解を深める 障がい者手作り製品の展示・即売会
市内の事業所で働く方の手作り製品を販売します。
日時:12月4~8日 10時30分~14時
場所:市役所本庁舎
販売品:ポストカード、アクセサリーなど
※製品は、市まるごとショップ「あつまる」で常時販売
▽知ることから始めよう!
精神障がいへの理解を深めるため、子ども・大人向けのリーフレットを公開しています。
愛TV(市広報番組あつぎ愛テレビ):12/1~
問合せ:障がい福祉課
【電話】225-2221
<この記事についてアンケートにご協力ください。>