厚木愛通信

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厚木市長　山口貴裕

皆さんは、未来の地球環境を守るために、普段何に取り組んでいますか。すぐには目に見える成果を実感しにくく、環境問題を自分ごととして捉えるのは、簡単なことではありません。
10月下旬、「あつぎ環境フェア」を開催しました。厚木中央公園を会場に、市民団体や企業、大学の皆さんが35のブースを出展してくださいました。会場を回ると、ソーラーカーや電気自動車をはじめ、太陽光を使った調理器具、間伐材での工作体験などが用意され、たくさんの親子が楽しみながら環境の事を学ぶ姿がありました。私も各ブースで皆さんから話を聞き、こうしたイベントで実体験として環境問題を身近に捉える大切さを改めて感じました。
市では今年3月、2050年までに二酸化炭素の排出実質ゼロ「カーボンニュートラル」実現に向けたロードマップを作りました。次年度からは、公共施設に太陽光発電システムや蓄電池などを導入していきます。実現には、ごみの分別や省エネ家電の選択など小さな積み重ねも欠かせません。私もエコバッグの使用や小まめな消灯をこれからも続けていきます。みんなでできることに取り組み、美しい環境を未来につないでいきましょう。