■子育てに優しい社会へ
▽秋のこどもまんなか月間街頭キャンペーンを実施
11月の「秋のこどもまんなか月間」に合わせ、本厚木駅周辺で、市や青少年関係団体、ジュニアリーダーなど約40人が子ども・子育てに優しい社会づくりを呼び掛けました。
参加者たちは本厚木駅北・南口に分かれ、「まちぐるみで、こどもや子育てを応援しよう!」などと書かれたボールペンとティッシュの啓発物品1000セットを通行人に手渡しました。
活動に参加した青少年指導員連絡協議会の川田房江会長(68・飯山)は「子どもが伸び伸びと育つためには、周りの理解が欠かせない。活動を見た人が身近な子どもの様子を思い浮かべてくれたらうれしい」と話してました。
■スポーツの聖地づくりのスタートに
▽市内で日本ハンドボールリーグ女子の公式戦を初開催
日本ハンドボールリーグ女子の公式戦が10月、市内で初めて開催されました。市内に所属企業のグループ会社があるチーム「BLUE SAKUYA(ブルーサクヤ)」が荻野運動公園で開幕戦に臨み、勝利しました。
試合前日に市役所を訪れた北原佑美主将は「『VAMOS(バモス)・頂のその先へ』をチームスローガンに練習してきた。昨シーズンは2位と悔しい思いをしたので、日本一を目指して頑張りたい」と話しました。山口市長は「市で開幕戦を迎えられてうれしい。スポーツの聖地づくりのスタートとなる試合を、市を挙げて応援する」とエールを送りました。
「BLUE SAKUYA」は世界選手権日本代表候補が4人所属。3月3日には荻野運動公園でHC名古屋と対戦します。
■厚木の秋の風物詩
▽あつぎマラソンに974人が出走
荻野運動公園を発着点に健脚を競う「あつぎマラソン」を10月に開催しました。市内外から974人が参加し、秋の厚木路を駆け抜けました。
今年で38回目を迎えたあつぎマラソンは、スポーツの秋に合わせて毎年開催。ゲストランナーとして箱根駅伝5区の山登りで活躍した柏原竜二さんが参加しました。選手たちは各部門に分かれ、開始を告げる号砲で一斉にスタート。沿道には多くの観覧者が集まり、選手たちに拍手と声援が送られました。
男子・29歳以下の部で優勝した浅岡祐希さん(27)は「自分のペースを乱さず最後まで走れたと思う。優勝できたことはうれしいが、記録の更新ができなかったのは悔しい」と話しました。
■人も動物も幸せに
▽動物フェスティバル神奈川inあつぎを開催
動物愛護・福祉や適正飼養への理解を深めてもらおうと厚木中央公園などで動物フェスティバルが開催されました。
今年は「人も動物も幸せに」をテーマに10年ぶりに市内で実施されました。公園では盲導犬との触れ合いやデモンストレーション、保護犬・猫の譲渡会、動物愛護・福祉に関する展示、動物をモチーフにしたアクセサリーの販売などのブースが出展。厚木商工会議所では、犬猫の長寿表彰などの式典、ペット防災や人と動物との暮らしを学べる講座が開かれました。
愛犬と訪れた長嶋理恵子さん(42)は「盲導犬のデモンストレーションが見られるのと、犬用のおやつが購入できるのを楽しみに来た」と笑顔で話しました。
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