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【Zoom Up】市民課での証明申請が円滑に 書かない窓口サービスを開始

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神奈川県厚木市

市民課で申請書を書かずに、マイナンバーカードなどの本人確認書類を見せるだけで証明書の交付を受けられるサービスが2月下旬から始まります。今後もサービスを充実させ、皆さんの窓口での負担を減らしていきます。

2022年度、市民課で交付した住民票の写し、印鑑登録・戸籍証明書は約21万件でした。23年に実施した市民アンケートでは、「証明書の取得」を目的に来庁する人が最も多く、1日平均で約200件の申請を受け付けました。年度末や年度始めなどの繁忙期には、手続きが終わるまでに約20分の時間がかかり、窓口の混雑が課題となっていました。

◆申請書は「書かない」で窓口へ
市では課題の解決に向け、窓口での行政手続きをデジタル化する「市民窓口支援システム」の導入を決定。これまで証明書の種類ごとに必要だった申請書の記入をせずに交付できるようになります。
サービスの対象となるのは、市民課窓口で交付する住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書などです。申請書を書かずに直接窓口へ行き、職員が証明の種類や発行部数などの内容を聞き取り、申請書を作成(下記参照)。記載された内容を確認し、間違いがなければ署名欄にサインします。申請書の記入を省略することで、窓口での負担軽減や待ち時間の短縮などにつながります。

◆サービスの内容を拡充
市では他にも、転出手続きのオンライン化や、転入・転居の事前申請による待ち時間短縮など、サービスの充実に取り組んできました。今後は、書かない窓口サービスを子育てなど、証明申請以外の手続きにも拡充。また、市民窓口支援システムを活用し、引っ越しや結婚など、一人一人のライフイベントに関連する手続きリストを作成する「迷わない窓口」と、関係部署と手続き状況などを共有する「言わない窓口」の環境整備を段階的に進めていきます。

■書かない窓口サービスの概要
サービス開始:2月下旬~
手続き場所:本庁舎市民課
対象の証明書:住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書など
必要な持ち物:マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類
サービス開始日などの詳細は市HPに掲載

■混雑状況をインターネットで確認
証明の受け付け人数をリアルタイムで確認できます。来庁の目安として活用してください。

■引っ越しのワンストップサービス
転出:オンライン申請のみで手続きが可能
転入・転居:事前に来庁日を申請することで優先的に窓口へ案内

問合せ:市民課
【電話】225‒2039

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