博物館の学芸員が、あれこれを語り倒すコーナー。
■博物館で昆活(こんかつ)しよう!
槐 真史(えんじゅ まさし)
虫を観察したり、飼ってみたり、どこにすんでいるか、いつ成虫がいるかなど、疑問を調べることは、私にとって楽しいことです。夢虫(むちゅう)になればなるほど、人生は豊かになるというのが昆活です。
博物館で開催中の企画展「夢虫になる夏が来る!」は、皆さんを昆活の世界へといざなう極めて珍しい標本や、県内の博物館施設が所蔵する歴史的価値のある標本、かっこよくきれいな標本などを展示。さらに、虫と仲良くなりたいけれど、その一歩が踏み出せない子どもや保護者向けに、カブトムシやクワガタムシと触れ合える「昆虫ふれあい体験」コーナーを常設しています。
期間中には、昆活のしすぎで学芸員になった職員(私)による「あつぎ学びのアカデミー・虫との遊び方、学び方オシエマス」を開催します。普段も学芸員がいれば自由研究などの相談や触れ合い体験のお手伝いをしますので、気軽に声をかけてください。
問合せ:あつぎ郷土博物館
【電話】225-2515
<この記事についてアンケートにご協力ください。>