■市制70周年記念事業として製作に協力
▽厚木が舞台の映画「キリコのタクト~YELL~」製作決定
市内を舞台にした映画製作の報告会が7月、市役所で開かれました。厚木出身の映画プロデューサー・神品(こうじな)信市さんや雑賀(さいが)俊朗監督、アンバサダーを務める俳優の宅麻伸さんが出席し、山口市長、中村幹夫市制70周年記念事業実行委員長と共に、映画製作への思いなどを語りました。
映画は、神品さん・雑賀監督から製作の報告を受け、市制70周年記念事業の一つとして協力を決定。タイトルは、脚本を手がけた雑賀監督が、厚木にゆかりのある「いきものがかり」の曲から着想を得て考案しました。
撮影は、市制70周年を迎える来年2月以降の開始を予定し、全て市内で実施。オーディションやエキストラでの市民の参加も募っていきます。
■2027年度中の供用開始を目指して
▽市複合施設建設工事の起工式を開催
厚木バスセンター東側で整備を進める市複合施設本体建設工事の起工式が開催されました。工事監理者や国県の関係者、市職員など68人が参加し、工事の安全を祈念しました。
起工式は、工事請負事業者の清水・小島・山王建設共同企業体が主催。参加した山口市長は「多くの方から支援を受けて起工式を迎えられた。新たな厚木の拠点として、市民の皆さんに愛情や誇りを持っていただける複合施設を目指す」とあいさつ。共同企業体の清水建設の井上和幸代表取締役社長は「複合施設の建設に携われて大変ありがたい。工事期間中は地域の方にご迷惑をおかけしないよう最大限注意し、共同企業体で力を合わせて完成させたい」と決意を新たにしました。
■中国揚州市との友好都市締結40周年を記念して
▽若宮公園の風月亭近くにヤナギの木を植樹
若宮公園にある風月亭付近で、中国・揚州市との友好都市締結40周年を記念した植樹を実施しました。揚州市からの記念訪問団と山口市長などが、揚州市の木「ヤナギ」を植えました。
記念植樹は、10月23日の友好都市締結40周年に先駆けて実施。場所は、1985年に友好都市締結を記念して揚州市から贈られた風月亭付近を選びました。植樹式には、揚州市からの記念訪問団に加え、普段から風月亭付近の手入れをしている地域住民なども参加しました。訪問団団長の王進健(おうじんけん)氏は「風月亭の前で植樹をできることはとても意義深い。ヤナギの木が新たな友好の象徴となってほしい」とあいさつしました。
10月には、山口市長を団長とする訪問団が揚州市を訪ね、両市の友好を深めます。
■約1万発の花火が夜空を彩る
▽厚木の夏の風物詩「あつぎ鮎まつり」開催
市内最大のイベント「あつぎ鮎まつり」が8月3・4日に開催され、およそ29万人が訪れました。
初日は恒例のパレードで幕開け。厚木中央公園ではダンスチームが華麗に舞い、会場を盛り上げました。各会場には市の名物「アユの塩焼き」など多くの屋台が並び、来場者はグルメも楽しみました。大花火大会では、市内出身のアナウンサー・梅澤廉さんのカウントダウンで打ち上げが始まり、約1万発の大輪が夜空を彩りました。2日目のアユのつかみどりでは、多くの子どもたちが夢中でアユを追いかける姿が見られました。
家族で訪れた鶴見静さん(31・みはる野)は「毎年祭りを楽しみにしている。まちが盛り上がっている雰囲気を感じられるのがいい」と笑顔を見せました。
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