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【特集】厚木を味わう(1) 朝市と共に50年

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神奈川県厚木市

地元の食材を生産者から直接買える場として、半世紀続いてきた厚木市民朝市。50年の歩みを厚木の歴史と共に振り返ります。

■厚木市民朝市とは
市内で採れた野菜をはじめ、旬の食材を生産者から直接購入できます。
日時:日曜 6~7時
会場:文化会館駐車場
商品:野菜、米、肉、魚、麺類、豆腐、果物、卵、カレー、花など

■50年前の厚木
高度経済成長期を迎え農地の開発が進み、多くの住宅や工場が建設。1968年には東名高速道路厚木インターチェンジも開設され、交通網が発展。75~80年には人口が約4万人増加するなど、人口流入が進んだ。

▽1965年頃の本厚木駅周辺
水田などが広がる。市の総人口は50年で約14万人増加したが、農家数・農地面積は約10分の1に減少した

■厚木の出来事
1973年
10万人目の市民誕生

1975年
農家人口1万7763人
農地面積1925ヘクタール

1978年
文化会館オープン

1981年
15万人目の市民誕生

1985年
厚木シティプラザオープン

1991年
20万人目の市民誕生

1996年
あゆみ橋が開通

1997年
厚木中央公園オープン

1999年
荻野運動公園で夕焼け市が始まる
第1回夕焼け市…荻野運動公園で4~10月の水曜、17~18時に開催。市内産の農産物や加工食品などを販売

2009年
温水にJAあつぎ農産物直売所「夢未市」がオープン

2020年
農家人口2178人
農地面積530ヘクタール

2024年
三田にJAあつぎ営農経済センター「あぐりべぇ」がオープン

■朝市の歩み
1974年
県内初の朝市として第1回朝市を毎月末の日曜に開催。24店舗が出店

1976年
市民の要望で月2回、日曜開催に

1980年
毎週日曜開催に。会場が厚木公園に移り、その後旧イトーヨーカ堂駐車場へ

1982年
出店者登録数が54店舗に

朝市マスコットキャラクター「朝市新鮮隊」(1980年代に誕生)

1994年
20周年記念朝市開催

1997年
1000回目の開催

2000年
会場が市文化会館駐車場へ

2003年
全国朝市サミット2003を開催
全国朝市サミット2003…全国にある14の朝市団体が集まり朝市の活性化に向けて協議。石川県の輪島朝市なども参加

2013年
全国朝市サミット2013を開催

2017年
2000回目の開催

2024年
50周年記念朝市開催
出張輪島朝市…2024年7・9月に輪島朝市の復興支援として厚木で開催

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