1974年11月17日の日曜日。天気は曇り。旧厚木小学校跡地(現在の厚木バスセンター付近)には、早朝から長蛇の列ができていました。7時になりくす玉が割られ、花火が上がると、会場は地元で採れた野菜などを求める買い物客の熱気に包まれました。
厚木市民朝市は、第一次オイルショックによる物価高のあおりを受ける市民の暮らしを支えるため、地元の生産者が集い始まりました。以来、市民の台所として親しまれ、今も文化会館駐車場で毎週日曜の6時に買い物客を迎えています。
11月17日、朝市は50年の節目を迎えます。物価高騰や米不足などが取りざたされる今、地元で採れた物を地域で味わう地産地消の在り方を見つめました。
(本紙2~8面に関連記事)
■厚木市民朝市50周年記念フェア
節目の年を記念して、特別な朝市を開催します。
場所:文化会館駐車場
▽国内友好都市特産品販売
11月17日 6時~7時30分
▽全国朝市サミット特産品販売
11月24日 6~7時
▽県央やまなみ地域特産品販売
12月1日 6~7時
▽出張輪島朝市・三崎朝市のマグロ販売
12月8日 6時~7時30分
問合せ:農業政策課
【電話】225-2801
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