【Zoom Up】交流と活動を生む文化芸術の拠点に 文化会館がリニューアル

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昨年7月から休館していた文化会館が改修工事を終え、1月4日に再開します。音楽、伝統文化などの発表や鑑賞の場として、これまで以上に皆さんに親しまれる施設を目指していきます。

文化会館は、厚木の文化芸術の拠点施設として1978年に開館しました。市民の文化芸術の発表の場や音楽アーティストのライブ会場などとして使われ、年間約25万人が訪れています。施設の老朽化や劣化した設備の更新のため、昨年から改修工事を進めてきました。

◆快適に利用できる施設に
改修工事では、老朽化したホール・舞台設備や空調機器の更新の他、ホールなどの天井の耐震化や外装レンガ壁の部分改修、照明のLED化などを実施しました。大・小ホールでは、良好な音響性能はそのまま生かしながら、客席と舞台の床を全面張り替え。さらに、改修に向けたアンケートで要望が多かった女性用トイレを増設した他、家族用トイレも新設し、混雑時の待ち時間の緩和につなげます。加えて、各階ごとに厚木の自然や文化にちなんだテーマカラーを決め、内装を一新しました。
誰でも利用しやすい施設になるよう、大・小ホールに補聴器と連動する舞台音声補助設備を導入。案内用のサインも分かりやすく更新しました。他にも新しくなった4階の「くつろぎスペース」には、キッズスペースを設置。和室の一部の床を畳からコルクタイルに張り替えるなど、訪れる人が快適に利用できる空間になっています。
施設の運営を担う文化振興財団理事長の佐藤彩子さん(62・下川入)は「誰でも楽しめるイベントをたくさん企画している。新しくなった施設を多くの方に利用してほしい。コンサートだけでなく、普段から気軽に立ち寄ってもらえたら」と期待を込めます。

◆文化芸術の鑑賞や発表の場に
施設を使うには、新規利用の手続き後、電話などでの仮予約が必要です。イベントや公演などのチケットは、文化会館HPや電話などで予約し、購入できます(下記参照)。
文化芸術は、発表する人と見る人がいて盛り上がります。厚木の文化芸術の拠点として多くの方に利用いただき、親しまれる施設を目指していきます。

問合せ：文化魅力創造課
【電話】225-2508

■利用案内
新しくなった施設で文化芸術を楽しみませんか。

▽利用方法
初めて施設を利用する方は新規登録が必要。申込書と必要書類を提出し、登録完了後、直接、電話で仮予約可

▽利用受付開始日

※受け付け初日は抽選会あり
※貸し時間や利用料金などの詳細は文化会館HPに掲載

▽イベント・公演などのチケット購入
(1)文化会館HP
(2)チケット予約センター【電話】224-9999
(3)窓口
―のいずれかで購入可

問合せ：文化会館
【電話】225-2588

■文化会館リニューアルオープンイベント(無料)
文化会館のオープンに合わせ、イベントを開催します。
日時：1月5日
(1)10時15分～12時
(2)13時30分～15時30分
公演：
(1)相模里神楽垣澤社中、厚木交響楽団
(2)相模人形芝居長谷・林座、あつぎひがし座
定員：
(1)1300人
(2)150人
申込み：不要。先着順。

問合せ：文化魅力創造課
【電話】225-2508