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厚木愛通信

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神奈川県厚木市

厚木市長 山口貴裕

「福祉」という言葉を改めて調べてみると、「幸福。公的扶助による生活の安定、充足」とあります。誰もが地域で幸せに暮らすには、市の取り組みだけでなく、多くの人の支えが必要です。11月の社会福祉大会では、地域で高齢の方や障がいのある方、子どもたちなどに寄り添ってこられた62名と4団体を表彰しました。
大会の最後、福祉作文の朗読がありました。小学4年生の白須乙羽さんは、認知症を患ったひいおばあちゃんとのやりとりを記した「はじめましてを何度でも」、中学3年生の山口優奈さんは、福祉作文を3年間書き続けた中での気づきと、将来の目標をしたためた「誰でも過ごしやすい社会を未来へ」を披露してくれました。二人の作文から私が感じたのは、家族のそばにいること、周りの人に思いを巡らすことの大切さです。
市では、誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられる「地域包括ケア社会」の実現を目指しています。高齢者の外出支援や、障がいがある方の就労機会の拡大、18歳までの医療費無償化など、幅広く福祉の充実に取り組んでいます。多くの人に心を寄せ、皆さんが住んでよかった、住み続けたいと思えるまちをつくってまいります。

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