県内で特殊詐欺の被害が増えています。不審な要求には応じず、家族や警察に相談しましょう。
■特殊詐欺の事例
・金融機関の職員を名乗り「キャッシュカードのICチップが古い」などとカードの取り替えを指示
・閲覧していない有料サイトなどの利用料を請求
・市職員などを装い「医療費が還付される。期限は今日まで」などとATMに行くよう指示
・子や孫などに成り済まし「小切手の入ったバッグを忘れた」「代わりの者が取りに行く」などと金銭を要求
■被害に遭わないために
・留守録機能のある電話機は、常に留守番設定に
・知らない番号の電話には出ない
・電話での合言葉を決めておく
・迷惑電話防止機能付き電話に買い替える、または外付け機を設置(市の助成あり。詳細は市HPに掲載)
■2024年に県内で認知された特殊詐欺と被害額(暫定値)
出典:神奈川県警察HP
■SNS型投資・ロマンス詐欺が増えています
SNSを利用した詐欺被害が増えています。2024年の県内での認知件数は537件、被害額は約90億3500万円にのぼります。
▽SNS型ロマンス詐欺
SNSやマッチングアプリなどで知り合った人と直接会わずにやりとりを重ねて恋愛感情を抱かせ、「2人の将来のために投資を」などと暗号資産の購入や架空の投資を勧めお金を振り込ませる詐欺です。
利益が出たように見せかけ、繰り返しだまし取られる被害が報告されています。
・関係の構築に半年以上かける場合も。会ったことがない人からお金の話をされたら注意
・「投資」に誘導されたら注意
▽SNS型投資詐欺
「必ずもうかる投資方法を教えます」などとSNSに誘導し、やりとりを重ねて信用させ、投資金や手数料などの名目でお金を振り込ませる詐欺です。詐欺と気付くまでお金を何度も振り込んでしまい、1000万円以上の高額被害になってしまうこともあります。
・投資先が実在しているか、国の登録業者か
・「必ずもうかる」「あなただけ」などの言葉に注意
・「暗号資産」「投資アプリ」などが実在するか
問合せ:くらし交通安全課
【電話】225-2148
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