■市民リポーターが考えました「私の交通手段」
将来の交通手段を考えることは、今の生活の見直しにもつながります。市民リポーター3人が集まり、それぞれ考えてみました。
▽話し合ったテーマ
(1)今使っている交通手段
(2)住んでいる地域の特徴
(3)将来、どうやって移動する?
(4)今からできること
◇運転が好きだからこそよく考えて備えたい
主に自転車、車を利用
住まい:岡田
清水 ゆかりさん(54)
現在:駅へは主に自転車を利用。運転が好きで車や大型バイクにも乗り、休日は運転を楽しむために出かけることも。
コメント:運転が好きなので、車に乗れなくなったらどうするかを普段から考えていて、自分にとって深刻な問題です。
駅までは徒歩20分ほどで、荷物があると歩くのは辛い距離です。近所には自宅がバス通りから遠い方も多く、みんなが抱えている問題だと思うので、地域全体で考えていけたらいいなと思います。
移動に困っている高齢の方に自分ができることはないかなと思っていたので、近所同士で移動を助け合うシステムなどができれば協力したいです。公的なサービスの整備ももちろんですが、自分たちでできることを協力し合えるようになれば、不安も少なくなるのではないでしょうか。
◇車を手放した後の移動の不安に気付けた
主にバスを利用
住まい:森の里
柏木 康男さん(65)
現在:通勤には主にバスを使い、お出かけや買い物には車を使用。近年バスの本数が減り、現在は1時間に1本。
コメント:バスに乗っている間は自由に過ごせて、駐車場を探す手間もなく楽です。私が利用しているバスも減便しましたが、1回の乗車人数は変わっていないので、使う人が減っているのを肌で感じます。
事故などを起こす不安から、車はなるべく早く手放したいと考えているので、将来もバスで移動したいです。駅以外の場所へ行く際の不便さや減便、値上げも心配ですが、それでも自分が運転せずに移動できる公共交通を頼りにしています。
今回皆さんと話してみて、選べる交通手段が車以外にもあるのか、不安な点が多いことに気付けました。自分の移動方法を真剣に考えるきっかけになりました。
◇便利な機能を使ってバスを乗りこなす
主にバスを利用
住まい:飯山
星野 咲子さん(49)
現在:車は家族と共同で使っているので、主にバスを利用。時間通りに来ないこともあるが、バスの現在地を調べられる機能などを活用して乗っている。
コメント:バス停から家までは歩いて5分ほどですが、急な坂なので、高齢になるとバスでの移動は大変だと思います。両親は車と併用して、助成のチケットを使いタクシーも利用しています。
学生の頃からバスを利用していますが、本数が減ったなと感じています。路線バスがあり続けられるよう、これからも利用していきたいと思っていますが、新しい技術にも期待しています。自動運転のバスやタクシー、そして環境にもっと優しい公共交通が走るようになるといいなと思います。多くの人がもっと便利にバスに乗れるよう、現在地が分かる機能などを知ってほしいです。
(詳細は神奈中バスのHPへ)
■あなたの運転、人々の未来へつなぎませんか「路線バス・タクシー運転士募集」
公共交通を維持するためには運転士の存在が欠かせません。皆さんの暮らしを支えるバス・タクシーの運転士になりませんか。詳細は各事業者に問い合わせてください。
▽バス
大型自動車第二種運転免許を持っていない方も応募できます。
問合せ:神奈川中央交通
【電話】0463-22-8811
▽タクシー
問合せ:
神奈中タクシー厚木【電話】046-250-8685
東横交通【電話】046-221-3218
この活動は厚木・伊勢原・秦野市、愛川町、清川村と合同で実施しています
問合せ:都市計画課
【電話】225-2357
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