市長、議長、副市長、教育長、市立病院長から市民の皆様へ、「2024年の抱負」を申し上げます。
●大和市長 古谷田 力
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、ここ数年猛威を振るっておりました、新型コロナウイルス感染症の影響も落ち着きを見せ、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
さて、昨年、多くの市民の皆様からご支持をいただき、5月に第18代大和市長に就任いたしました。就任後、まず物価高騰対策として、市民や市内事業者、福祉施設・保育施設等への支援を実施するとともに、学校給食の食材費に係る支援等につきましても継続して行いました。
また10月1日に組織の改正を行い、総合計画の見直しを行う総合計画担当や、市民の皆様の声を政策に反映させるためのマーケティング課を設置するなど、必要な施策を迅速に進めてまいりました。
本年は、幸福度に係る調査を実施するなど、市民の皆様の声を聴くことを第一に考え、私のモットーである「忘己利他(もうこりた)」の精神で健康都市から健幸都市へ、24万市民、子どもから高齢のかたまで、立場や境遇に関わらず、すべての人が楽しく、笑顔あふれ、心と身体に加えて、社会的にも幸せな状態、いわゆるウェルビーイングが実現できる大和市を目指し、引き続き全力で市政に取り組んでまいります。
●大和市議会議長 小倉 隆夫
謹んで新年のお喜びを申し上げます。
市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、旧年中は、議会運営や議会活動に対し、温かいご支援ご協力を賜り、心から感謝を申し上げます。
昨年、4月に行われた選挙の結果を受けて、新人8人を含む28人で本市議会をスタートいたしました。市民の皆様の負託にこたえられますよう、議員一同、その職責を果たしていく所存でございます。
また、市議会では、令和5年9月定例会において「前市長による公共工事のやり直しに関する調査特別委員会」を全会一致で設置いたしました。これは、市議会および市が実施した調査によって顕在化した前市長による公共工事のやり直しの指示に関し、市と協力して真相究明の調査・検証を行い、将来にわたる再発防止策について協議する委員会です。二元代表制の一翼を担う議会が一層信頼される議会になるよう、行政運営の監視機関として、その役割を十分に発揮してまいります。
市民の皆様におかれましては、どうか本年も変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。
●副市長 樋田 久美子
昨年は、固く結ばれていたつぼみがほころび始めるように、少しずつ市民生活に彩りが戻りつつある一年でした。さまざまなイベントや事業が再開され、市民の皆様の笑顔を見る機会も増えていったように感じます。
昨年5月に副市長に就任し、市長が目指す新たな市政運営に向けて取り組んでまいりましたが、新年を迎え、改めてその職責の重さに身の引き締まる思いがいたします。
新たな年におきましても、福祉部門がより円滑に連携する体制を構築し、一人でも多くの市民の皆様の不安を受け止め、安心して暮らせるよう支援するとともに、市民一人一人が輝き、活気に満ちたまちづくりを目指してまいります。
●副市長 小山 洋市
謹んで年頭のご祝詞を申し上げます。本年も市民の皆様とともに新しい年を迎えることができたことを大変うれしく思います。
国際情勢等により、円安や物価高騰による厳しい状況下にありますが、本市では、経済対策として市内事業者、市民の皆様を支援するため、市内消費喚起対策支援事業や省エネ設備導入等支援金の支給などを実施いたしました。
また、安心して暮らせる災害に強いまちづくりのため、準防火地域の拡大や耐震化促進に対する補助等を行いました。
今後も市民の皆様が安心・安全に過ごせるよう、引き続き各種施策を着実に進めてまいります。
●市立病院長 石川 雅彦
昨年4月に地域包括ケア病棟として運用してきた7階南病棟を一般急性期病棟に転換し、すべての病床が高度急性期・急性期として運用することができるようになり、最重要施策と位置付けていた救急応需数も増加させることができました。また、新型コロナウイルス感染症に対しても、全病棟で受け入れ可能の体制となり、感染状況に応じた受け入れ病床数を迅速に調整できるようになりました。当院はこれからも地域の基幹病院として市民の皆様の健康を守るため、職員一同取り組んでいきたいと思います。今後ともより一層のご支援のほどよろしくお願いします。
●教育長 柿本 隆夫
昨年、新型コロナウイルス感染症が5類になり、学校現場の教育活動も徐々に元に戻り始めました。マスク姿の子どもたちも随分と減りました。しかし影響が全く残っていないわけではありません。新型コロナウイルスがまん延した3年間、子どもたちは対面で相手の表情を見ながらのコミュニケーションが制限され、人と人との距離が何か遠くなったように思います。子どもたちは、友達や大人との触れ合いの中で成長してまいります。コロナ後だからこそ、今年は子どもたちに、人と触れ合いながら成長することの喜びを実感できる機会を、たくさん作っていきたいと思います。
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