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【特集1】絆づくりの第4ステージへ 木村町長所信表明(1)

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神奈川県寒川町

先の町長選挙で当選した木村俊雄町長が令和5年寒川町議会第1回定例会9月会議において、寒川町長4期目としての所信を表明しました。
全文は、町ホームページで公開しています。

町長選挙に4期目の立候補をさせていただき、多くの町民の皆様からご支持を賜ることができ、引き続き町政をお預かりさせていただくことになりました。これまでの取り組みで「共に活動できるまちづくり」の基礎固めができました。4期目は、いよいよ未来に向けての新たな取り組みを進めていくことに全力を傾注する覚悟でございます。

■都市未来拠点の実現に向けて
町政運営の基本的な考え方といたしまして、引き続き「着眼大局、着手小局」の考え方のもと、「選択と集中」の観点から限りある行政資源を効率的かつ効果的に活用するとともに、町自治基本条例の本旨である協働のまちづくりを主体とし、皆様のご指導・ご協力を賜りながらまちづくりを進めてまいります。
令和3年4月から総合計画2040がスタートし、まちの将来像を「つながる力で新化するまち」と位置付け、その実現に向け、第1次実施計画に沿って施策を推進してきたところですが、令和7年度から4年間を計画期間とする第2次実施計画のスタートも控えております。
今後も、本計画における6つの基本目標と12の政策に位置付けた子育て・子育ち・教育の推進や福祉の充実、産業基盤の整備などの政策を中心に推進しつつ、町の将来都市構造に定めた3つの拠点のうち最後の拠点である新幹線新駅誘致地区周辺の都市未来拠点の実現に向け、地権者様をはじめ関係者・関係団体の皆様と協議を重ねながら積極的な取り組みを進めてまいります。

■町の将来を見据えたまちづくり
人口減少に歯止めをかけ、将来にわたって活力ある社会を維持することを目的とした、「寒川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を重点施策に掲げてまいりましたが、その結果として、直近の町の人口は約4万8,600人となりました。これは町人口ビジョンの計画上の目標人口を上回る状況であり、平成30年以降に減少局面に転じると推計しておりましたが、現在も増加傾向を示していることから本戦略における一定の成果として捉えております。
町といたしましては、さらなる生産年齢人口を確保すべく、本戦略に掲げる「雇用機会の確保と産業の創出」、「若い世代の子育て環境の整備」、「まちの魅力と認知度の向上」といった3つの目指すべき将来の方向に基づく取り組みを通じて移住・定住の促進を図ることで、町民の「こころ豊かな暮らし」の実現を図ってまいります。

■町民の皆様とともに未来に向けた歩みを
これまで3期12年にわたり町政を預からせていただき、地域の皆様と手と手を取り合い、「ふれあい」を通じて、「共に活動できるまちづくり」の基礎固めができたと感じております。
人口減少や少子高齢化の進行により、地域社会を取り巻く環境やさまざまな将来的リスクを想定しつつも、いよいよ未来に向けた新たな取り組みが始まります。
寒川をよりよくし、寒川に関わるすべての人を幸せにしたいという想いで、この4期目につきましても、町民の皆様一人ひとりの個性を結び、地域と地域をつなぎ、さらに絆を深めていくことで、いつまでも住みたい町、住んでよかった町をめざし、町民の皆様とともに未来に向けて歩んでまいりたいと切に願うものでございます。
今後とも、議員の皆様、ならびに町民の皆様に、格別のご支援とご協力を心からお願い申し上げまして、私の所信表明とさせていただきます。

問合せ:企画政策課
【電話】74-1111(内線241)企画マーケティング担当
【FAX】74-9141

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