■一般社団法人茅ヶ崎歯科医師会から
▽テーマ 口腔(こうくう)がんについて
お口のがんは口腔がんといい、舌・歯肉・頬や唇の内側などに発症します。国内では毎年2万人以上が口腔がんにかかり、亡くなる人は7千人を超えています。超高齢社会の現在、その数は増加傾向にあります。
発生頻度は、がん全体の1~3パーセント程度と多くなく、ほかの部位と比べ早期発見しやすいがんといえますが、一般的にあまり知られていないこともあり、口内炎と間違え進行するまで放置してしまうケースが多く、亡くなる人が増えているのが現状です。
口腔がんの原因として、喫煙、飲酒、虫歯、合わない入れ歯などがあげられます。舌や歯肉の盛り上がり、硬いしこり、なかなか治らない口内炎、「いつもの口内炎とは違う」と思う症状などがありましたら、早めにかかりつけまたは最寄りの歯科医院を受診しましょう。早期発見が第一です。
茅ヶ崎歯科医師会では、令和6年2月に健康管理センターで口腔がん検診を予定しています。詳しくは13ページをご覧いただくか、同課までお問い合わせください。
問合せ:健康づくり課
【電話】内線264 健康づくり担当
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