【特集1】「食」と「こころ」で育む寒川学校給食センター 一足早くご紹介!!

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9月から始まる小・中学校の完全給食化に向け、安全安心な学校給食を安定して提供するための学校給食センターが8月にオープンします。本特集では、内覧会より一足早く、皆さんに学校給食センターをご紹介します!

■〔2F〕新たな調理設備が導入された調理室
新しい設備を導入し、学校給食室では難しかった献立も幅広く調理できるようになります。
▽煮る
カレーやシチュー、オランダ煮、みそ汁、肉じゃがなど、おいしい料理を一つの釡で1,000人分まで作れます。小学1年生の背丈くらいある長さ約120cmの大きなヘラ(スパテラ)やフォークで満遍なく混ぜ、調理します。
▽和え物室
サラダ、おひたし、ゴマ和えなど、蒸した野菜等を真空冷却機ですばやく冷やしてから和え、調理します。フルーツミックスや果物についても、温度管理を徹底したクリーンな部屋から、保温保冷食缶に配缶することで、冷たいままのおいしさをお届けできます。

町の野菜を多く使用した、バラエティ豊かでおいしい給食を目指しています。
衛生上必要な急冷設備の設置により冷たい状態で届けられます。

▽見学回廊
調理エリアである2階外周には、回廊があります。回転釡調理をはじめ各調理エリアを見ることができ、調理員さんの「手作り」が間近に感じられます。調理中の料理の匂いを体感できる「匂いの穴」も設置されています。

■〔3F〕みんなが使える食の学びのフロア
このフロアは食育ホールと名付けており、みんなで使えるココロキッチンや、でき立ての給食の試食や食育が学習できる食サロンがあります。
▽みんなが集まれる食の発信スペース
3階の食育ホールは、展示見学スペース、ココロキッチン、食サロンから構成され、展示スペースには巨大なさわれる回転釡があります。また、2階調理室を見られる吹き抜け窓があり、「煮」「揚」「焼」「蒸」「炊」の各調理工程が確認できます。
▽食サロン
120人(1学年相当)が一度に利用できる、大型ディスプレイが設置された試食室兼会議室です。地上約12mの高さにあり、南側一面の大型窓からはHAYASHIテニスパーク、HAYASHIウォーターパーク、さらには湘南平まで見渡せます。
▽ココロキッチン
町民の皆さんに幅広く、さまざまな発信ができるよう、講師台および実習台6台が設置された食育実習室です。食育事業など、食を通じた町の発信をしていきます。

献立構成も充実し、食器類も新しくなります。
一部の食器には町の小学校でおなじみの三食忍者たちがいますよ。

■給食センターのここにも注目!
(1)給食センターには、調理手順がわかる積み木の絵のパネルがあります。なんの調理手順か当ててみるのも楽しいです。
(2)大山の雄大な山並みと、運がよければ富士山も一望できる展望デッキもあります。
※見学は事前にご相談ください。見学ツアー開催の情報はP10をご覧ください。

問合せ：学校給食センター
【電話】75-6706
【ページID】17552