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自治体の皆さまへ

【特集1】認知症について知ろう!(1)

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神奈川県寒川町

■今からできる認知症への備え
加齢による物忘れとは違い、日常生活に支障をきたすのが認知症です。65歳以上の人の認知症年間発症率は1~2%程ですが、75歳を超えると有病率が高まり、80~84歳では8%と年齢が高くなるとともに急激に増えます(認知症予防・支援マニュアル(改訂版)より)。認知症は家族や本人が変化に気が付いても、加齢やストレスが原因と思ってしまうことがあるため、症状が進行してから受診される人が多くいます。小さな変化を認知症の症状ではないかと見逃さないようにするためにも、認知症について知ることが大切です。認知症になる前に、日常の中でできる備えを始めてみませんか。
▽備え1 バランスの良い食事を取ろう
主食・主菜・副菜がそろった食事は、バランスが良く、生活習慣病予防だけではなく、認知症の予防にもなります。また、高齢期になると食が細くなる場合がありますので、間食で栄養を補いましょう。牛乳やヨーグルトなどの乳製品や果物、カステラなどがお勧めです。

▽備え2 社会活動へ参加しよう
趣味や習い事等で他者と交流をして、社会とのつながりを持つことは認知症予防に効果的といわれています。町内で行われているさまざまな催しに参加してみませんか。
・認知症カフェ【ページID】6967
平成9(1997)年にオランダで発祥し、世界各国に広がっています。町内ではお茶をしながらおしゃべりできる「こすもすカフェ」や、懐かしい歌謡曲等が楽しめる「オレンジカフェ」を開催しています(詳細はP13を参照)。
・通いの場
フレイル予防や介護予防を目的に、高齢介護課・健康づくり課の保健師・栄養士等が通いの場に出向き、健康教育・相談を実施しています。
興味のある人は高齢介護課までご連絡ください。
・介護者のつどい【ページID】1627
認知症の家族を介護する人たちが集まる情報交換の場です。現在介護中の人や介護経験者等が参加し、同じような経験をしている仲間同士でなんでも相談できるほっとできるスペースになっています。
・さむかわチームオレンジ【ページID】16801
認知症サポーターステップアップ講座の修了生が中心となって、認知症の人々を支援するチームです。認知症の人も参加できるイベント等のスタッフなどの活動に参加してみませんか。

▽備え3 適度な運動をしよう
週2~3回以上運動をすると、認知症予防になるといわれています。町では、ポールウォーキング体験会を開催しています。ぜひお気軽にご参加ください。
ポールウォーキングの効果:
・姿勢がよくなり、歩幅も広がる。
・体のねじれ動作が加わり、ローリング歩行でシェイプアップ・くびれ効果も。
・転倒防止、身体機能・筋力バランスの改善、介護予防にも。
・2本の専用ポールを使って歩くことで、上半身の筋肉が使われ、運動効果がアップ。

社会福祉協議会生活支援コーディネーター浅野さん
母と私も参加している同好会の情報は次のページに!
高齢者や体力に自信のない人にもお勧め

体験会の情報は次ページに

問合せ:高齢介護課
【電話】74-1111(内線131)介護保険担当
【FAX】74-5613

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