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自治体の皆さまへ

自分たちのまち、未来を守る「消防団員」(1)

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神奈川県寒川町

消防団員とは、普段、和菓子屋さんや花屋さんなど別の仕事をしながらも、町内で火事や災害が発生した際には、消防車に乗って町を守るために駆け付けてくれる頼もしい人たちのことです。町内に住んでいる、または町内で働いている18歳以上の人であれば、男女問わず誰でも消防団に入団できます。
ぜひ消防団に入って、自分たちのまちを一緒に守りませんか!

■おいらがナビゲートするぞォォ!
町消防団の広報部長消防 ダン十郎
カブキ役者のかたわら、町で消防団活動にいそしむ消防ダン十郎!今日も団員募集のために町内を駆け回っているぞ!

■消防団の力向上モデル事業に選ばれました
令和4年度から消防庁が取り組んでいる「消防団の力向上モデル事業」は、「時代に即した新たな消防団づくり」を推進するためのもので、同庁が市町村へ委託して全国の参考となる消防団活動を報告する事業です。今年度、町消防団が応募し選ばれました。町消防団は、消防本部が統合した「消防の広域化」後の新たな体制の確立を目的として実施した、3つの消防団活動を消防庁に報告します。

▽〔活動1〕一分一秒でも早く災害に対応するため、デジタル化を推進
各団員のスマートフォンに消防団アプリをインストールすることで、災害の出動指令がスマートフォンに直接届くようになりました。今まで出動場所は、文字や音声での案内でしたが、アプリでは出動場所を地図上で確認できます。また、各団員からの出動可否の返信により出動可能な団員をリアルタイムで把握できます。また、タブレット端末も導入し、ペーパーレス会議に切り替えています。

出動報告をアプリで報告できるし、団員へ一斉に資料も送れるから情報共有に役立つぞォォ!!

▽〔活動2〕災害対応能力の向上を図るため新しい器具を導入
持ちやすく扱いやすいガンタイプノズルや軽量のホース導入により、今までに比べ小回りの利く活動ができるようになり、消火活動の幅が広がりました。11月には、新しい器具を活用して、実際の火災現場を想定した実践的な消防訓練(防火衣着装から始まる一連の消防活動訓練)を試行的に実施しました。来年度からは本格的に実施していく予定です。

新しい器具を使いこなして火災から町を守るぞォォ!

▽〔活動3〕消防団を次世代へつなげるため体験や学びを通して「消防団の魅力」を発信
次世代の消防団を担う子どもたちが消防団に興味を持てるよう、消防団を身近に感じられるようなさまざまなイベント(放水体験や防火教育型タイムレース等)を開催しました。イベントに参加してくれた子どもたちの楽しそうな姿を見て、消防団を次世代につないでいく手応えを感じました。

消防団は身近な町のヒーローだァァ!

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