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人生100年時代の親と子(11)

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神奈川県寒川町

■こんにちは。認知症地域支援推進員の桜井です。

親が認知症になったとき、家族内で「どう介護していくか」が話し合われると思います。私は三姉妹の長女で、認知症に関わる仕事をしているので「両親に何かあったら自分がやらなくては」と思っていました。ところが、私が父に将来の話などをすると「お前はすぐ俺を認知症にしようとして!」と嫌がられてしまいます。どうしたものかと思っていましたが、妹が父に同じ話をしたところ、すんなり話を聞いてくれ解決したのです。なるほど、これから私は司令塔の役をして、実動は妹に頼むほうがいいということが分かった出来事でした。
介護は一人で背負うと大変です。人間ですから向き不向き、本人との相性もあります。周囲で得意分野を持ち寄って、皆でチームになればいいのです。介護問題に直面したときにするべきことは、「誰がやるか」ではなく「誰が何をするか」の役割分担が大切ですね。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】72-1294
【ページID】15177

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