屋根や給湯器の点検、ネット通販や、詐欺的な投資の勧誘によるトラブルなどの相談が寄せられています。「今すぐやらないと近所に迷惑がかかる」「点検は無料」「割引は今日まで」や、「絶対もうかる」「借金してもすぐに元が取れるから今やらなきゃ損」など不安をあおったり、今ならお得だとせかしたり、言葉巧みに契約をさせてお金を払わせようとする事例があります。
少しでもおかしいと感じ、不安や疑問がある場合は、すぐに契約せず、友人や家族、町に相談しましょう。契約するまで居座られるなどして身の危険を感じた場合は、警察署に通報するなど、大切な命と財産を守りましょう。
■相談の事例
▽給湯器の点検商法
事業者から「無料のガス点検に行く」と電話があり、ガス会社からの連絡と思って訪問を了解した。来訪した事業者から給湯器の劣化を指摘され交換工事の契約をしたが、高額なので解約したい。
→電話や訪問で点検を持ちかけられても、その場で点検を承諾せず、契約先のガス会社や給湯器メーカーに確認するようにしましょう。訪問され、点検を断りたいときは、インターホン越しに断るようにしましょう。
▽投資・FX取引の勧誘
知人や先輩、投資グループなどに「確実にかせげる」と誘われて投資・FX取引を始めたが、利益が出てもお金を引き出せない。
→投資には必ずリスクがあります。確実にもうかる話はありません。また、お金を借りて講座を受けさせられたり、情報商材を購入させられたりするケースにも注意が必要です。借金を勧めてくる人からの誘いに応じてはいけません。怪しい話は、はっきり断りましょう。
▽ネット通販のお試し販売
ネット通販で1回だけお試しのつもりで注文した直後に「5分間限定特別割引クーポン」の表示が出たので、お得だと思い急いで「クーポン利用」を選択したら、定期購入になってしまっていた。購入申込時の画面表示は覚えていない。高額なので解約したい。
→ネット通販を利用する場合は、事業者と契約内容でトラブルになる場合に備え、最終確認画面を保存(スクリーンショット)するようにしましょう。また、お得になるクーポンを使用したら複数回継続が条件の定期購入に変更されてしまうケースもあります。目立たない小さな表示や、数回スクロールしないと契約内容が表示されない場合もあるので、時間制限があっても慌てず画面内をよく確認しましょう。
問合せ:町民窓口課
【電話】内線473 相談・人権担当
【ページID】1373
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