■〔食べる〕「共食(きょうしょく)」を実践してみよう!
「共食」という言葉を知っていますか。誰かと一緒に同じ食卓を囲むことを「共食」といいます。農林水産省の調査によると、「共食」が多い人は野菜や果物といった健康的な食品を多く食べていることが報告されています。家族、親せき、友人、地域の仲間と会う機会が多くなる夏休みやお盆には「共食」をつうじて健康的な食生活を送りましょう。一人暮らしの人は外に出て食べる機会をつくってみるのはいかがでしょうか。
▽共食をするとこんないいこと
◎健康的な食事になります
一人では、「自分が食べられればいいや」と食事の内容を二の次にしがちです。ほかの人のために料理をすることで、栄養バランスが整った食事や彩り豊かな食卓になります。
◎楽しくおいしく食べることができます
食事中・食後に会話を楽しみながら「おいしかったね」などの感想を伝えることもできます。おいしいと感じて食べると栄養の吸収がよくなるといわれています。
◎マナーを学べます
特に子どもにとっては、「いただきます」「ごちそうさま」などのあいさつや食事中の姿勢、箸使いなどを身に付けることができる機会になります。
◎生活リズムが整います
共食により、ほかの人と食べる時間を合わせることで規則正しく過ごすことができます。
◎体調の変化に気が付くことができます
顔を合わせることで、食欲がなかったり、顔色が悪かったりなど体調の変化に気付くことができます。
▽寒川町学校給食センター「ココロキッチン」にて いっしょに作り・食べる「共食」体験料理教室を開催予定
10月3日:フレイル予防料理教室
たんぱく質がたっぷり取れるシニアのための料理教室です。
12月20日:おもてなし料理教室
人が多く集まる時に提供できる、彩り豊かで豪華な料理を学べる教室です。
令和7年2月7日:防災クッキング
ポリ袋を使った調理方法など、災害時に役立つ料理を学べる教室です。
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