■テーマ
地震に備えて、お口ケア品3点を非常持ち出し袋へ
自然災害が発生したときに避難所へ避難し、そのままそこに長期間滞在となることが多くあります。食事は備蓄品や外からの物資でまかなえることがほとんどですが、お口のケア用品は不足することが多くあります。
大規模災害発生時には、飲み水の確保が困難になり、口をゆすぐために水を使うということにためらいを感じるようになるかもしれません。入れ歯も洗えなくなり、汚れたまま口に入れっぱなしになるということもあるそうです。お口のケアが不十分だと、さまざまな弊害をもたらします。代表的なものに誤嚥性(ごえんせい)肺炎があります。
災害に備えて、非常持ち出し袋に「歯ブラシ、マウスウォッシュ、お口用のウェットティッシュ」の3点を準備しておくと、どこでもお口のケアができるようになります。マウスウォッシュは原液で使用できるものを選択してください。お口用のウェットティッシュは口を拭う以外に入れ歯のお手入れにも使えます。口の中をきれいにすると気分もすっきりして、唾液の分泌も刺激され、免疫機能もアップします。
マウスウォッシュや口腔用ウェットティッシュは使用期限がありますので、1年に1回非常持ち出し袋のチェックをして、いざというときのために備えておきましょう。
問合せ:健康づくり課
【電話】内線266 健康づくり担当
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