市が4月に導入した「おだわらっ子見守りサービス」。お守り型の専用端末を持つ児童がまちなかの見守りスポットを通過すると、位置情報や通過時間が記録される仕組みです。長い間「SOS!こども110番かけこみ所」として、子どもたちの安全を気にかけ、4月からこの取り組みにも協力している「柳屋ベーカリー」(南町)の柳田一郎社長に話を聞きました。
創業100年を超える老舗パン屋「柳屋ベーカリー」では、見守りスポットとして店頭にルーターを設置しています。柳田一郎社長は、「ルーターをコンセントに差すだけで見守りに協力できるなら」と要請を受けたそうです。
店舗前を走る国道1号は、三の丸小学校の通学路。「顔や名前は知らなくても、ランドセルの色や背格好でいつも通る子だな…と」。スタッフの望月政江さんと山崎久美さんは、普段から登下校時の児童をさりげなく見守っています。「接客中は、ルーターが私たちの目の代わりになってくれます」
柳田社長は「サービスへの理解が広まり、ルーター設置や同じ役割となる見守り人として協力してくれる人が増えれば、見守りの精度が上がり、保護者も安心ですね」と話してくれました。
◇おだわらっ子見守りサービスとは?
無償で配付する専用端末を所持した児童が、まちなかに設置された見守りスポットや見守りアプリをスマホなどにインストールした人やタクシーとすれ違った時、その位置情報や通過時間が記録される仕組みです。現在、5校で導入され、全校導入に向けて順次整備を進めています。
◎見守り人募集中
〈どこにいるかわかって安心〉
・見守りスポット
・見守り人
・見守りタクシー
【WEB ID】P35712
問い合わせ:保健給食課
【電話】0465-33-1691
<この記事についてアンケートにご協力ください。>