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〈連載〉世界が憧れるまち“小田原”

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神奈川県小田原市

◆「TEDx(テデックス)Sannomaru2023※」プレイベントに参加しました
本市のふるさと大使である富野由悠季(よしゆき)監督とモデルの市川紗椰(さや)さんとトークイベントが行われ、小田原の自然から世界情勢まで、幅広い内容でトークセッションが繰り広げられました。

《〝ニュータイプ〟への期待》
小田原は、自身の原風景として、作品に大きな影響を与えていると話す富野監督。世界中で環境、エネルギー、政治、戦争などさまざまな問題が山積している現代において、自身の代表作『機動戦士ガンダム』に登場する〝ニュータイプ〟が現れることに期待しているようでした。作中において〝ニュータイプ〟は、未来を切り開く重要な役割を担います。「既成概念にとらわれてしまった30代以上ではなく、今、10歳くらいの子どもたちの中から〝ニュータイプ〟が生まれ、私たちが想像もつかないようなアイデアで世界を変革してくれるのではないか」と富野監督は言います。
本市においても、10年、20年先に活躍する子どもたちに、市政に参加してもらいたいという若者活躍施策が、まさに〝ニュータイプ〟による市政の改革につながるかもしれません。

《小田原から世界へ》
「ぜひ若い人には、知らない土地を一人で歩いてほしい」と富野監督。市川さんはこれに、「事前に調べた情報の確認作業ではなく、自分の感覚でものを見て感じてほしい」と続きました。世界中を旅して見聞を広げ、さまざまな体験をし、人々と交流することで、市川さんの言葉を借りれば、「出身地ではなく、考え方がアイデンティティになる」ことを体感し、若い皆さんには、世界中で活躍してほしいものです。そして、小田原から世界を救う〝ニュータイプ〟が現れることを期待いたします。「世界が憧れるまち〝小田原〟」には、そのポテンシャルがあると確信しています。

※「より良いアイデアを広めよう」の精神の基、世界各地で運営されるイベントで、18分以内にインパクトのある方法でアイデアを発表するTED。TEDxはその地域版です。4月22日に小田原で初めて開催され「Traditions and Transitions(伝統と未来への歩み)」をテーマに、さまざまなアイデアやビジョンを、世界に向けて発信しました。

=市ホームページや動画配信では、より詳しい情報をお知らせしています。=
※QRコードは本紙8ページをご覧ください
=小田原市長 守屋輝彦=

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