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〈連載〉世界が憧れるまち“小田原”

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神奈川県小田原市

◆「おだわらママと子どものニコ市ニコ座を視察しました」
5月21日、市役所前庭にて「おとなも子どもも楽しい!人・モノ・コトが交わる市『おだわらママと子どものニコ市ニコ座』」が初めて開催されました。
「子育てママを独りにしない」というコンセプトのもと、手作り雑貨やアクセサリー、セラピーなどのブースやキッチンカーが会場を彩り、週末は閑静な市役所の前庭が、見違えるほどに活気づいていました。

▽ママも子どもも「主役」
子育てママが、心も体も健康でいられるようにと出店されたマッサージや美容、占いなどはどこも大盛況。日頃の疲れも吹き飛んだような笑顔が印象的でした。そして、このイベントの目玉でもあった「子ども商店街」。子どもが自ら店を開いて売る、子ども専門のフリーマーケットです。小さい時から大切にしてきたおもちゃやぬいぐるみ、サイズアウトしてしまった服など、子ども自身が値段を決めて出品します。「いらっしゃいませ」と大きな声で呼びかける姿に会場は温かい雰囲気に包まれました。まさに「人・コト・モノ」の交わりによって生まれたものです。

▽開かれた市役所へ
市役所の前庭はその効果的な活用方法を探るため、令和4年11月からトライアルサウンディングを実施しています。これまでにも、キッチンカーや金管楽器のリハーサル、クラシックカーやクラフトビールのイベントなど、さまざまな団体に活用していただき、新たな価値の創造が模索されています。今回、子育て世帯向けのイベントは初めての開催でしたが、普段市役所に足を運ぶことの少ない人もいらしていただけたのではないかと思います。前庭の利活用が進むことで、開かれた市役所として市民から親しみを持っていただけることにも期待しています。

▽「みんなで子育て」に
今、「子育て」は親だけではなく、祖父母世代や先輩ママパパ、ご近所さん、地域や学校、店舗など「社会全体で育てていく」という意識が高まっています。この日、「子ども商店街」で大人がお子さんの目線に合わせて、笑顔で会話している光景にはっとしました。「育てる」という大人の一方的な視点だけではなく、「子どもと一緒に楽しむ」という視点で、「社会全体がワクワクしながら子どもと過ごす」という意識も大切ではないかと感じました。

・市ホームページや動画配信では、より詳しい情報をお知らせしています。
小田原市長 守屋輝彦

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