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自治体の皆さまへ

〈連載〉Fire Fighters

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神奈川県小田原市

小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町を管轄する広域消防となり、小田原市消防本部は今年で発足10周年を迎えました。節目の年に地域を守る消防士から大切なことを、“あなた”に。

◆Vol.3「水難事故を防ぐために」
◇夏は水難事故にご用心
市消防本部管内において、令和4年中に発生した水難事故による救助出動件数は17件。そのうち、水辺のレジャーが盛んな6~9月で、水難事故発生件数が8件あり、水難事故の発生リスクが非常に高い時期です。水難事故は、海や川など自然の中だけでなく、プールなどのレジャー施設で起こる可能性もありますので、十分注意して楽しみましょう。

◇水辺を安全に楽しむために
予期せずに発生する水難事故を防ぐには、水辺での安全対策を意識することが重要です。例えば、ライフジャケットなどの浮力具の着用に加え、当日の天気予報や波の高さなどを事前に調べて出かけましょう。水辺の環境は急激に変わってしまうときもあるため、天候などに気を付けつつ、無理をしない範囲でレジャーを楽しむことを心がけてください。
また、水難事故を起こさないために、親は常に子どもから目を離さないことはもちろんですが、周りの人との連携も大切です。プールや川、海などで子どもが遊んでいるときに知人同士で見守り合いましょう。万が一、水難事故が起きてしまった場合は、速やかに周りの人に知らせ、119番通報で救助隊の要請を行ってください。
水難事故が発生せず、皆さんにとって楽しい夏を満喫できることを願っています。

▽キラリ輝く今月の女性消防士
「男性社会でも活躍できる女性になりたい」と、消防士を志し、学生時代に救急救命士の資格を取得しました。緊迫する現場だからこそ、症状や病歴の聞き取りなど、持ち味の優しさで接するよう努めています。
小田原消防署警防第1課 渡邊 友理 救急救命士

【WEB ID】P35616

問合せ:消防総務課
【電話】49-4420

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