小田原駅西口地区では、広場の熱海側に隣接する街区(A街区)において、新しいビルの建設工事が行われ、東京側に隣接する街区(B街区)では、関係権利者で構成される小田原駅西口地区まちづくり協議会が、再開発に向けた検討を進めています。
また、西口広場では、安全性や利便性に課題を抱えていることから、協議会と市が連携し、広場とB街区の一体的な整備に向け、基本的な考え方をまとめた「小田原駅西口地区基本構想」を3月に策定します。
◆西口地区の現状
▽土地利用について
・駅前にふさわしい土地利用がされていない
・細分化、低容積での土地利用
▽にぎわいについて
・日用品などの買い物をする場所がない
・交流、憩い、滞在空間の不足
▽広場交通の安全性について
・車路を横断する歩行者がいる
・バスやタクシーと一般車が錯綜(さくそう)する
▽広場の利便性について
・送迎車両で混雑する
・広場内の歩行空間が狭くゆとりがない
・一般車両の乗降場に屋根がなく、雨天時の利便性が低い
◆[基本構想(案)]“ターミナル駅おだわら”未来につなぐ新たなゲートウェイ
~人が集まる居心地のよい西口を目指して~
〈まちづくりの方針〉
1 小田原駅前の特性を生かした多様な都市機能の充実
・小田原駅前にふさわしい機能の導入
・生活利便性が向上する用途の導入
・土地の高度利用の促進
2 安全で快適なゆとりある広場空間の再編
・東口広場との機能分担の整理
・公共交通と一般車の動線分離による安全性の向上
・利便性の高い乗降場の再配置
・安全・安心で快適な歩行空間の確保
3 駅前にふさわしいにぎわいの創出
・ゆとりを感じるオープンスペースの確保
・うるおいを与える緑化空間の創出
・にぎわいが感じられるまちなみ景観の形成
4 持続可能なまちづくりの推進
・脱炭素化に向けた取り組み
・多様化する移動ニーズへの対応
・都市防災機能の強化
◆〈information〉基本構想(案)についての市民説明会を開催します
(1) 1月13日土曜日
午後2時~
マロニエ 2階集会室202
定員:90人
(2) 1月17日水曜日
午後7時~
UMECO(うめこ) 会議室1~3
定員:100人
・基本構想(案)
・申込もこちらから
※QRコードは本紙5ページをご覧ください
申込先着順(定員に達しない場合、当日参加も可)
※申込フォームまたは電話で( 【電話】0465-33-1654)
◆西口広場の移り変わり
▽昭和42年当時の様子
(東海道新幹線開通時)
▽平成10年当時の様子
(東西自由連絡通路開通前)
▽現在の様子
(東西自由連絡通路開通後)
※写真は本紙5ページをご覧ください
【WEB ID】P01734
問い合わせ:都市計画課
【電話】0465-33-1654
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