DHA!
EPA!
7月に発表した水産業プロモーションソング「オー!サカナ!!」のMV(ミュージックビデオ)が完成しました。ここでは本楽曲の誕生秘話の一部をご紹介します。
皆さんも、本楽曲を見て・聴いて「令和のお魚ブーム」を巻き起こしましょう!
《深刻化する「魚離れ」》
「魚離れ」を食い止めなくては―。
全てはこの思いから始まりました。魚の消費大国として日本は世界でも指折りの国ですが、令和4年の最新の概算値では、日本人1人が1年当たりに消費する魚の量が過去最低の22kgとなり、日本人の「魚離れ」が深刻な状況となっています。
そこで、過去の魚の消費量を調査すると、突出して消費量の高い年があることが分かりました。
《お魚ブームに名曲あり》
日本人の魚の消費量は平成13年がピークです。「平成のお魚ブーム」と呼ばれるその裏には「おさかな天国」がありました。一度聴いたら忘れられない中毒性のあるリズムと歌詞で、子どもたちの心をつかみ、全国のスーパーマーケットを席巻。その結果、食卓に魚が並ぶ機会が増え、「平成のお魚ブーム」を巻き起こしたのです。
《巻き起こせ!令和のお魚ブーム》
日本を代表する「おさかなソング」とするため「小田原」という言葉はあえて歌詞に使わず、その代わり「オシツケ」「ウズワ」など、全国的には耳にしない小田原での呼び名を使うことで、小田原を感じられる仕掛けになっています。
この楽曲は、魚の消費拡大などのPRに活用する場合には、無償使用を可能としたことから、発表以降、首都圏のスーパーマーケットや北海道、大阪の市場まつりでも使用され、徐々に全国へ広がっています。
小田原発の「オー!サカナ!!」で「令和のお魚ブーム」を巻き起こしましょう!
◆「オー!サカナ!!」制作スタッフ
作詞・作曲:ベーシスト藤森真一さん(本市出身ロックバンド「藍坊主」)
編曲など:茅ヶ崎市在住音楽プロデューサー ハンサム判治さん
歌唱:弾き語りトラックメイカーアイドル 眉村ちあきさん
プロデュース:音楽プロデューサー 亀井栄さん(LIVE HOUSE 小田原姿麗人(しゃれいど)統括)
《完成したMVはこちら!》
「オー!サカナ!!」は48種類の魚の名前がリズミカルに登場するエレクトロニック・ダンス・ミュージックです。一度聴いたら最後、ついつい口ずさんでしまうこと間違いなし!
◆魚を食べるといいこと尽くし!!
魚介類に多く含まれるDHAは脳の働きを助け、EPAは血液中の中性脂肪を減らすことから、魚を食べると「頭が良くなる」「元気になる」といわれています。最近では、魚肉タンパクの健康効果も注目され、魚肉の優れた消化吸収性や整腸作用、短期記憶力の向上や認知症予防など、さまざまな機能が分かってきています。
問い合わせ:水産海浜課
【電話】22-9227
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