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自治体の皆さまへ

新たな地域コミュニティ施策 〔-持続可能な地域運営に向けて-〕

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神奈川県小田原市

本市ではライフスタイルの多様化や少子高齢化などにより、自治会加入率の低下や地域コミュニティ組織の担い手不足など、持続可能な地域運営を行うための課題が生じています。それらの課題を解決するため、地域の負担軽減を前提とした、新たな地域コミュニティ施策を検討しています。
今後、地域活動懇談会を自治会連合会ごとに開催し、地域の皆さんと意見交換の上、具体的な取り組み内容を決定します。

◆新たな地域コミュニティ施策 3つのキーワード
新たな地域コミュニティ施策では、顕在する地域運営の課題に対し「地域の負担を減らす」「地域の活動を支える」「地域の担い手をつなぐ」ことを目的に「仕組み」「ひと」「場」の3つの観点から施策を推進していきます。

《-仕組み-「地域プロジェクト」》
「地域プロジェクト」と題し、これから地域で活動を始めたい人には、補助金などにより必要なスタートアップを支援します。また、既存で事業を行っている団体または個人には、その活動が持続できる仕組みを整えます。こうした仕組みを通じて、次世代を担う人材の発掘・育成を目指します。

《-ひと-「地域担当職員」》
地域と行政をつなぐパイプ役として「地域担当職員」を配置します。「地域担当職員」は、地域の負担軽減を図りながら、地域活動の伴走支援や、地域活動を担う人材の発掘などを行う、地域活動全般のコーディネーターです。

《-場-「地域活動拠点」》
自治会連合会単位で順次、小学校の空き教室などに地域活動の場「地域活動拠点」を整備し、地域に開放することで、地域活動を推進します。また、将来的には現在進めている新しい学校づくりの動きと連動し、市内各学校を拠点とすることを目指します。

〈自治会長が集まる会議にて、市長から新たな地域コミュニティ施策について説明しました。〉

◆新たな地域コミュニティ施策のイメージ

〈仕組み 地域プロジェクト〉
〈ひと 地域担当職員〉
〈場 地域活動拠点〉

《地域運営課題》
・団体役員の業務負担
・各種委員の推薦業務
・地域団体間の取り組みの重複など

地域の負担を減らす

・地域団体役員の固定化・高齢化
・自治会加入率の低下
・活動内容の認知度の低さなど

地域の活動を支える

・次代を担う人材不足
・地域団体間の連携不足など

地域の担い手をつなぐ
(掘り起こす)

◆お住まいの地域をより良くしませんか?
「地域活動を始めたい」「地域活動について知りたい」「地域に貢献したい」そんな皆さん。地域政策課へお気軽にお問い合わせください!

【WEB ID】P20042

問い合わせ:地域政策課
【電話】33-1389

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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