文字サイズ
自治体の皆さまへ

新しい学校づくりを進めています〔より良い教育環境を目指し、ワークショップ実施中!〕(2)

6/37

神奈川県小田原市

◆「新しい学校づくり施設整備指針」の整備イメージと方向性

《多様な学びに対応できる学習空間》
教室は現状より広い面積とし、オープンスペースなどと一体で、個別学習やグループ学習など、多様な学びに対応できるような学習空間を目指します。

《教職員の働く空間》
打ち合わせスペースや休憩スペース、作業スペースを充実させるとともに、子どもたちが気軽に相談しやすい設(しつら)えとします。

《図書室機能の充実》
読書だけでなく、ICTの活用による学習などを支えるメディアセンターとしての機能も併せ持つ場所として、蔵書や機能を充実させるだけでなく、日常的に滞在したくなる魅力的な場所として整備します。

《環境への配慮》
省エネと再エネに積極的に取り組み、75%以上のエネルギー消費量削減(Nearly ZEB(ニアリーゼブ))を目指します。
学校全体の内装を木質化し、温かみのある室内環境にします。

◆新しい学校の在り方を考えるサポートを

《ファシリテーター》
工学院大学建築学部教授
遠藤 新さん

「新しい学校とは何なのか」「誰が何を目指すのか」「学校現場や地域がそこにどう関わるのか、関わることができるのか」いずれも不確定な状況下ではありますが、ワークショップを通じて、モデル地域と市の対話がスタートしています。
少子化や学校施設の老朽化による長寿命化改修または改築の必要性がある中で、学校施設の改善だけでなく、教育環境の総合的な改善を目指して、小田原にとっての理想的な学校の在り方を考えようとしている点を純粋に応援したいと思っています。
「小田原の『新しい学校』とは何か」という問いの答えは、参加者の数だけあるかもしれませんが、それは両極端な「積極的な答え」と「消極的な答え」に分けられると考えます。
「積極的な答え」とは、参加者が純粋に「新しい学校はこうあってほしい」という思いを表現した答えです。「消極的な答え」とは、整理され尽くした条件を基に選択を迫られ「そこから選択した答え」です。両者のバランスが取れるよう、引き続きワークショップの運営をしっかりサポートしていきたいです。

◆「新しい水泳授業」

令和4年度から、民間スイミングスクールなどを活用した水泳授業を試行的に実施しています。
今年度はスポーツプラザホウトクでの授業に加え、三の丸小学校の屋内プールに民間スイミングスクールのコーチを招いた水泳授業を実施しました。
泳力別のグループに分かれ、コーチによる専門的な指導が受けられるため、児童から好評です。また、水泳指導やプールの安全管理など、教員の負担が軽減されることも大きな利点です。
今後、「新しい学校づくり推進事業」の中でも、より良い水泳授業と学校プールの在り方を検討していきます。

【WEB ID】P33773

問い合わせ:教育総務課
【電話】0465-33-1671

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU